ぼくの小説の売り方戦略
ぼくは、作家だ。
これは、もう口をシークワーサーくらい酸っぱく伝えているので、ぼくの読者には、すでに定着していることだろう。
でも、作家として何を書きたいのかについてはそんなに言及をしていない。
その結果として、現状は、「noteのフォロワーの増やし方おじさん」として定着してしまっている。(有料noteの販売を始めた途端にフォロワーが30人近く減ったのもそのディコーラムに反した行いをしているからなのだろう。)これは、とても不本意なことである。ほんとは作家らしく、遠回りせず書きたいものだけを表現したいという気持ちもある。
ところが、ぼくがとったやり方は、まずインフルエンサー的立ち回りを経由したのちに、小説を発表するという迂遠なやり方を採用している。
その理由は複数あるが、一番の大きな理由は、小説は無名の状態で最初から書いても読んではもらえないからだ。
おそらくぼくが書く小説のタイプは、じわじわと人気を集めるよりも、ドカンと発表して注目を集めるタイプの小説だからだ。
であれば、最初から小説でトライし続けて徒労感が募って諦めてしまうよりも、少なくともnote内で知名度を集めてから「あの山門文治が小説を書いた!?」みたいな話題性の最中に投下した方がずっと効果的に流行ることができるというわけである。
そして、この目論見は概ね良好に進行している。
だから、ぼくは「noteのフォロワーの増やし方おじさん」であることを甘んじて受け入れている。そして、今後もしばらくは「noterの味方」的ポジションは続けるつもりだ。
だが、それはあくまでも小説を売るための導線を張っているに過ぎないという点は強調しておきたい。
だから、読者のみんなは山門文治のことをこう考えてみてほしい。
山門文治とは、note発の作家が、芥川賞を受賞するまでの物語を全てnote上で公開するというストーリーを公開しているタイプの作家なのだ。
だからこそ、マーケティングであり、noteでの活躍を見世物にしているのだ。
では、以下の有料パートでは、具体的にどのようなやり方で小説を売るのか、そのプロモーション方法とその計画について公開する。
そして、この記事を読めば、ぼくのnoteにおける全ての行動の動機が点と点がつながり線になるだろう。
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