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ミライを妄想して語り合う ~ミライ・ミキサー~

みなさんはどんな未来をイメージしますか?
たとえば、AIが世界中に溢れていて意志を持っていたらどんな世界になるでしょうか? 未来の世界ではどんな遊びがあるでしょうか? 言葉はどんな役割を持っているでしょうか?

こんなことを妄想しながら語り合うメディア "ミライ・ミキサー" を発信しています。

未来を妄想する

ミライ・ミキサーは、未来について大きなテーマを取り上げてナビゲーターの浦野真理、小林誠司の二人で語り合うメディアです。

浦野真理

浦野 真理(ユニバーサルリサーチラボ代表)
AI開発ベンチャー企業で研究職に従事しつつ、その傍ら2016年にURL(ユニバーサルリサーチラボ)を立ち上げる。環境問題、ポスト資本主義、北欧の社会などをテーマとした読書会やワークショップ、ドキュメンタリー自主上映会「URLシネマ」等を主催。本を読まずに参加できる読書会「Booked」運営メンバー。世界スケール、未来志向の「対話の場」をつくり続けている。

小林誠司

小林 誠司(ミライプラス代表)
ソニー株式会社に新卒入社。画像処理などの技術開発に従事。社内MVP受賞。世界初4K外科内視鏡などの製品化に技術開発シニアマネジャーとして貢献。その後、人事にて人材開発、キャリア支援を通じ社員の学びに携わる。2019年末に退職して独立。子どもたちが好奇心を持ち、自ら学び、考え、チャレンジする世界を作ることを目指し、ミライプラスを設立。キャリア教育コーディネーター。ビガーゲーム認定トレーナー。OS21トレーナー。

ミライ・ミキサーの始まりは、2021年1月に日本でバズったclubhouse。clubhouseは、ラジオのように気楽に聞くメディアで、録音・メモ禁止というコンセプトでした。

普段から対話重視の読書会や映画上映会を一緒に開催してきた浦野さんと、clubhouseで何か発信したいね、というやり取りをして、構想を始めました。いつもの読書会などではあまり話さない「未来」についてディープに語る場を作ってみたい、お互いに方向性が一致して始まったのがミライ・ミキサーです。

"Mixer"には懇親会という意味があります。未来について、雑談的にワイワイと話し合いたい。そんな想いから「ミライ・ミキサー」と名付けました。

そして、clubhouseがAndroidでも使えるようになったのをキッカケに7月から発信を開始しました。

未来は予測するものではなく、創り出すものである、との想いで活動しています。どんな未来にしていきたいのか、それを考えるためには具体的なテーマで妄想を重ねる必要があります。

ミライ・ミキサーでは、毎回テーマを決めて、二人の妄想を深めています。

AIが意志を持ったら?

第1回目のテーマは「AIが意志を持ったら?」。AI研究の専門家である浦野さんに最先端の技術動向など、いろいろと聞き出しながら対話を楽しみました。

AIのことを考える前に、「意志」とは何か?から入りました。

「意志」と「意識」はどう違うのか? 意識というのは、自分のことを認知している状態。意志はもっと能動的なものではないか。意志を持ったAIが現れたら、人間が想像できない行動を始める。予測できない行動をするAIを見て、人間は恐怖を覚えるのではないか。

では、なんで人間同士では恐怖を感じないのか? 人間同士では常識的な予測が出来るから怖くない。常識的な行動は正気、予測できない行動は狂気に見えるのではないか。意志を持ったAIが狂気に走れば未来は暗い。人間を超える賢さを身に付けるようになれば明るい未来が来る。

賢さ、というのは、知識や処理能力の高さではなくて、もっと倫理的な知恵なのではないか。

こんな内容を話しました。

AI研究者である浦野さんは、この先、AIは必ず意識を持つ、と話してくれました。そのときに「意志」まで持つことが出来るのか。現在の技術では、AIが意志を持つかどうかを予測することは出来ません。
ですが、もし意志を持ったのであれば、どんなミライになるのだろう?ということを妄想することがミライにリアリティを与えていくのではないでしょうか。

ZOOMに移転

ミライ・ミキサーはこれまで10回開催してきました。

clubhouseで始めたミライ・ミキサーですが、毎回数名の方が聞いてくれている状態で4回目まで続けましたが、5回目にとうとう聴講者ゼロになってしまいました( ;∀;)

clubhouseのラジオ感覚がミライ・ミキサーにはとてもマッチしていたのですが、聴いてくれる人がいなければ続けられません。ここから場所をZOOMに移して継続することにしました。

ZOOMに移転してもコンセプトは変えず、「聞き専チケット」と「一緒に話したいチケット」(どちらも無料です!)を用意しています。ラジオ感覚で聴くだけでも良いし、ミキサーの名前の由来である懇親的に一緒に対話に入っても良し、途中参加、途中退室ウェルカムです。

毎回10名前後の方に参加していただき、時には一緒に対話に入ってもらい、各回のテーマをトリガとして、いろいろな方向に妄想が飛び火するような、少し濃い対話を続けています。

これまでに実施したテーマを掲載します。
●第1回 AIが意志を持ったら?
●第2回 日本のミライ
●第3回 身体がデザインされるミライ
●第4回 ミライの遊びはどうなる?
●第5回 ミライは何が価値を持つのか?
●第6回 言語のミライ
●第7回 ミライの学校
●第8回 ミライへのアクション
●第9回 バーチャルとリアルが交錯するミライ
●第10回 ミライへの寄付

テーマは毎回ナビゲーターである浦野さんと小林が設定しています。二人が妄想したいテーマを選んで、ミライをいろいろな視点から色付けしています。

これから数回に分けて各回の内容を紹介していきます。ミライ・ミキサーは気軽に参加できるメディアです。ぜひ、一度覗きに来てみてください。


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