今の自分にとって 大切なことを知るために
わたしは最近
あるドラマを食い入るように見ている。
AbemaTVで毎週木曜日に放送されている
「ブラックシンデレラ」 というドラマだ。
このドラマの基本的なあらすじは、
まぁ、要するに
といった感じの
The 王道少女漫画全開のラブストーリー!♡
に、パッとあらすじを見てみたら
多くの人が思うだろう。
実際に少女漫画のような
「胸キュン」シーンもかなりたくさんあり
大抵の視聴者は、このドラマを見て
こんな感想がほとんどだと思う。
だけどわたしは、このドラマを
少女漫画のような視点でなく
こういう視点でこのドラマを最近見ているのだ。
それぐらいこのドラマは、今の自分にとって
メッセージ性をすごく感じる。
まず、このドラマに出てくる主人公(ヒロイン)である、「愛波」に、ところどころ自分と似ている点や重なるところがすごくあるからだ。
自分の容姿に自信がなく、キラキラした世界に強い憧れはあるものの、「自分なんかには無理」と、どこか1歩踏み出せないところや
周りの目を気にしてしまうところ。
落ち込んだりすると
周りが見えなくなるところ。
人を頼ったり甘えるのが苦手なところ。
など.....。
自分と重なるところをあげたらキリがないぐらい 、本当に 「自分そのまま」だ。
そんな 「自分そのまま」な主人公が
学園内に強く浸透している
「外見主義」 「ルッキズム」
つまり、見た目の 「かわいさ」「かっこよさ 」だけで、判断されてしまう風潮に立ち向かっていく。
というストーリーは
まるで、世の中の荒波にもまれながら、
現実を知りながら、自分の本質を見つめて成長していくためのメッセージを、もう1人の自分が、今の自分に発信してくれているかのように
わたしは感じるのだ。
そんな主人公が放った言葉で
すごく考えさせられた言葉がある。
ミスコン当日に事故にあい、顔に一生消えない傷を負ってしまった主人公が、
その傷を負ったことで抱える葛藤を周囲に口にしたのが上の言葉だ。
顔に目立つ傷があることで
周囲は主人公に対して、
といった、腫れ物に触れるような視線や、
時には、心ない態度を取られたりすることもある。
多様性を認めようとしている試みはあるけど、
やっぱり世間は 「人と少し違う」人やものに対して、偏見を持ったり、好奇の目で見たり、
「あの子はおかしい」と 本人は何も悪くないのに、少し周りと違うだけで差別やいじめの対象にされてしまう。
そんな世の中を生きていたら
ましてや、過去にいじめを受けたり否定されたトラウマがあったら尚更
と、人の目ばかりを気にして本来の自分を見失ってしまったり、人と違う自分がイヤになったり、自暴自棄になってしまうことがわたし自身、過去のトラウマからすごく多い😔
しかし、そんな周りの人達から見て
「いい子」であろうとすることにすごく疲れてしまい、自分自身の弱さや黒い部分にも嫌気がさし、どうしたらいいのかが分からなくなってしまった。
そんな中、この言葉を主人公が放った時
と なんか まるで
と、悩んで感情がぐちゃぐちゃになってる自分も悪くないんだよ。と、この言葉を聞いて認めて貰えたような気がして、すごく救われたのだ。
また、もうひとつ 主人公が放った言葉で すごくハッ!とさせられた言葉がある
これは、主人公が学校一のイケメンの印象を人に聞かれた時に答えた言葉だ。
わたしの周りにも
このドラマに出てくる
学校一のイケメンのように
いつも前向きな考えを持ってて、些細なことでも 楽しいとか 幸せとか思えたり、やりたいことに向かって頑張ってて、向上心や意識が
すごく高い人達が本当にたくさんいる。
というか、ほとんどがそうだ 笑
しかし、そんな人達を見て 「すごい!」と思ったり、「自分も頑張ろう!」と刺激になったりする反面、
と、前向きな人達と 「いい子」であろうと周りの目を気にしている自分を比べて劣等感を抱き
どうしようもできないような
黒い感情になってしまったりもしていた。
そんな人達に対して、
主人公がドラマ内で学校一のイケメンに放った
この言葉を感情任せに周囲に思いっきり
ぶちまけてしまいたくなったことだって
ぶっちゃけた話、何度もある 。笑
しかし、そんな時にこの言葉を聞いて
わたしはすごく ハッ!としたと同時に
身近な人達の顔がすごく浮かんだのだ。
と、前向きな人達が 「前向き」なのは、
「なりたい自分」になるために悩みながらも努力しようとする、心の強さから来てるんだなと、この言葉を聞いてすごく感じたし、
自分が周りに対して 「どうしてそんな前向きなの?」と思ったのと同じぐらい、
周りの人達も、自分に対して同じように思ったのかもしれないとも感じた。
人は自分を写す鏡のような存在で
前向きな人達を羨ましいと思うのは
自分がそうでありたいと思うからだ
ということにも、この言葉を聞いて気付かされた。
またもうひとつ、言葉ではないがドラマ内でのシーンで、すごく刺された箇所がある。
それは
ということを、主人公に屋上で
声を荒げながらカミングアウトした場面だ。
「全て整形だった」という事実にではなく
その人とぶつかっても、その人に嫌われても、
その人が本音を引き出して変わるために真っ直ぐ背中を押してくれる。そんな主人公にとっての「ヒーロー」のがむしゃらさに
本当に刺されたし、
外見や容姿ではなく
こうやって、人に対してリスクを負ってでも真っ直ぐぶつかれる強さこそ
真の美しさなのではないかとすごく思った。
たしかに、その人のありのままを受け止めて癒すのはある意味、簡単だし ありのままを認めることで救われることだってきっとあると思う。
でも、その人が成長していくために、リスクを覚悟で真正面からぶつかったり、その人にとって最善の道を選ぶことって、その人のことを本当に大切に思っていないと、そう簡単にできることではないだろう。
そういうのが。「真の優しさ」なんだろうなと感じたし、そういう友人を大切にしなくちゃいけない!!と このシーンを見て心から思った。
ここまで読んでみて分かると思う。
「少女漫画」要素以上に
大切なメッセージが詰まっているということが!!!✧︎
わたしは。このドラマは今、社会の中で生きづらさを感じて悩んでいる人達にこそ、見て欲しい。というか見るべきだと思う。
自分の価値を見失いそうになった時に
今の自分に大切なことってなんだろうなという気持ちでぜひ1度見てみて欲しい!!!
悩んでることの答えが
きっと出てくると思うから。
今の自分にとって、大切なことを知る。
自分と周りと向き合う。ために、
わたしもこのドラマと共に、成長していきたいと思う😌🌺
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます😌*° 少しでも読んでくれたあなたの心に響いたら、ぜひサポートして頂けるとすごく嬉しいです☺︎