手製本講座

ヨンネ手製本講座2019/2/5(火)~2019/3/19(火)

日程2019/2/5(火)~2019/3/19(火)(2019年1月31日受付〆切)
時間19:00~22:00
回数全7回
料金参加費42,000円+材料費4,600円
定員7名(最小開催人数6名)
お申し込み→
http://sayusha.com/school/p201809011416

「お気に入りの布や紙でオリジナル本をつくりたい」
「思い出の写真を一冊の写真集のようにまとめてみたい」
「本作りをいちから挑戦して見たい」

本の基本的な構造を知り、実際に手を動かして、紙を綴り、手製本をつくる講座の第4期です。束ねる、かがる、綴る作業を通じて、製本の種類や本の造りが学べる全7回。手製本をつくってみたい人、デザイナーや作家など、本に関わる人、本を愛する全ての人に必見の講座です。本は、情報や表現を伝える媒体ですが、「物としての本ができること」を体感しながら考えます。

今回は第4回に作家・亀和田武さんをお招きし、入手困難な名作文庫本をご紹介いただきます。つづく第5回ではその文庫本を実際に改装し、特別な一冊に仕上げます。

〈受講対象者〉
◎手製本を作ってみたい人
◎製本、本の仕組みについて知りたい人
◎本が好きな人
◎本に携わる人

〈この講座で実際に学べる手製本の種類〉
・一折中綴じ(糸綴じ)
・平綴じ(糸綴じ)
・折り本(和本、糊綴じ)
・四ツ目綴じ(和本、糸綴じ)
・文庫本のリメイク(洋本、角背の表紙)
・ページ数の多い中身の糸綴じ手製本(洋本、糸綴じ)
・革表紙の手製本(洋本、表紙)

講座日程・内容
第1回 2019/2/5(火) 手製本の基礎、綴じの練習(中綴じ、平綴じ)

手製本の基本事項、紙、道具、本の構造についてのレクチャーと
糸とこよりを使って綴じの練習をします。

第2回 2019/2/12(火)折り本(御朱印帳)

和綴じのひとつである折り本をつくります。
糊で綴じます。

第3回 2019/2/19(火)四ツ目綴じ
和綴じのひとつである四ツ目綴じをつくります。
糸で綴じます。

第4回 2018/2/26(火)『雑誌に育てられた少年』亀和田武先生による入手困難な絶版文庫本案内!
トークイベント。作家・亀和田武さんが今は入手困難となってしまった名作文庫をご紹介。イベント終了後、お好きな一冊を選んでいただきます。

第5回 2019/3/5(火)文庫本の改装

亀和田武さんご推薦の文庫本から選んだ一冊を、ハードカバーの表紙を合わせます。
表紙は布装となり、ご自分で布を持参していただきます。

第6回 2019/3/12(火)糸綴じ革装本1

折丁を糸で綴じ中身をつくります。

第7回 2018/3/19(火)糸綴じ革装本2

第6回でつくった中身に革装の表紙をつくり合わせます。

※2回~4回の予定は前後することがあります。

講師プロフィール

植村愛音/講師 うえむら・あいね
1977年生まれ。書店員、公立図書館勤務を経て、図書の修理に興味を持つ。本をつくることができれば、本を直すことができると思い、手製本の技術を学ぶ。手製本のおもしろさを知ったことで、「古本と手製本ヨンネ」として手製本を伝える活動を始める。手製本講座、本の修理と受注製本など。『はじめて手でつくる本』(エクスナレッジ刊)発売中。

亀和田武 かめわだ・たけし
作家・コラムニスト。1949年生まれ。新聞、雑誌のエッセーやコラム、テレビのキャスターとして活躍。主な著書に『どうして僕はきょうも競馬場に』(JRA馬事文化賞)、『雑誌に育てられた少年』(左右社)など。


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