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歳を重ねる悲しき前準備。

来月の今頃、34歳になるのですが、もうなんか時の流れる早さと自分の年齢が信じられなさすぎて、数ヶ月前から「自分はもう34歳である」と断定系で言い聞かせています。

それというのも、誕生日当日の衝撃を弱めるためです…。

この自分への言い聞かせ、30代を超えた頃からもうずっとやっている気がします。


「若さこそ全て」なんて思っているわけではない。


いや、でも先ほど、夕食後に余ったご飯で爆弾おにぎりを作り、かぶりついていた私を夫が面白がって写真を撮っていたのですが…。

その写真は、顔の肉がパンパンで、なんかアンパンマン顔負けの丸い輪郭で、目元も全体的に垂れ下がった自分のひどすぎるすっぴんの顔が映っていました…。端的に言えば、とてつもなく不細工で。

うわあ…老けた…何とかならねえかな…と思ったのは事実ですが( ̄▽ ̄;)


でもいつも無駄に頭を抱えていた20代に戻りたいわけでは決してないのです。


しかし、自分の年齢と、理想の自分にあまりにも距離がありすぎて、「34歳」という年齢をあまりにも受け止められなさすぎるのです。


母親ではない、子育てもしていない、だからといって仕事を頑張れているわけでもない、結果だって全然出せてない、友達もいない、料理も苦手、家事も苦手、全部に納得のいく結果なんて全く出せていない。

おまけに、20代の頃より誰かに嫉妬もするし、常に「褒められたい」と思っているし(結果は出せてないのにも関わらず…💦)、見栄っ張りも治らない。

自分の年齢をとてもじゃないけど前向きに素直に受け入れられる人間ではなく、ファッション誌やInstagramの"カッコ良い30代像"とはあまりにも隔たりがあり、みんな、どうやって30代を充実させているのだろうか…? と不思議でなりません。


「人と比べても意味がない」「理想と現実を埋める努力をする」。


ーー結局はこれしかないとわかっていても、頭ではわかっていても、心は焦り、「どうしよかな…。どうしようもないなあ…」とふて寝が止まりません。(寝るのかよ)


でも、結局何にもないのなら、何にも持たない人間として、何にもないなりに文章を紡いでいくしかないのだなとも思います。

「今の自分を受け入れる」「否定しない」「今の自分に合った楽しさを見つける」。

「○○がないから不幸だ!とかそれは絶対に思わない」。

私に足りないのはきっとこのへんで、私は一生私で、どれだけ他人に憧れても他の人にはなれないのだから、今の目線で、淡々と出来ることをやっていこうと…。普段はあまり素直にこうは思えないのですが(笑)( ̄▽ ̄;)。

まあ最終的はこんな風に何とか自分を納得させるのでした。


「○○がほしい!」と熱望する時って不思議と何にも手に入らなくて、自分なりに楽しんで必死に頑張っている時にいつの間にか手に入っているものなのかなとも思います。


「30代! キラキラ前向きに楽しもう~!」なんてひねくれ者の私は死んでも思えないけど、「こんな自分も悪くないか~」くらいには思えるように、書くことだけは途切れさせず、一進五退くらいで( ̄▽ ̄;)時々ぼそっと呪いの言葉を吐きつつ、ぼちぼち頑張ります。


さゆ


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