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世界ランキング100位に入った私のCytusII上達法

なんだかこのタイトルくすぐったい。あくまで私のやり方ですが、実際やってみて実感したリズムゲーム上達法を書きます。これを繰り返して世界ランキング100位以内入れました。本当にeスポーツでした。

一部は格闘ゲームなど他ジャンルのゲームされる方や、仕事や勉強、デスクワーカーや漫画イラストを描く方にも共通すると思います。

1.準備編

1-1.できればiPad mini、なければ大きめのスマホだとやりやすい

CytusIIを一番やりやすいのは、おそらくiPad miniのサイズだと思います。大会でも使われていました。もちろん個人差あると思いますが。

私は大きめのスマホを使っていて、ノーツが密集して取りにくいところは、設定からノーツを小さくすれば問題なかったです。

ただ、音ゲーによっては、デバイスの縦が長いほうがノーツが見え始めるのが早いため、取りやすかったりします。やりたいことに合わせてデバイスを選ぶほうがいいかもしれません。


1-2.デバイスにブルーライトカットフィルム貼る

ブルーライトカットフィルムあるのとないのとでは、目の疲れが全然違います。

CytusIIのような、画面をドラッグしたりフリックしたりといった動作が多いゲームでは、指紋や埃が付きにくい加工もしてあるといいですね。手触りや使用感も大事です。

ひとつのデバイスを2年くらい使う場合は、結構廃盤になったりするので、気に入ったシートはまとめ買いしておくのをおすすめします。ちなみに私はSwitchもPCもブルーライトカットフィルムを貼ってます。


1-3.ブルーライトカット眼鏡装備

長時間液晶を見続けるので、これも目の疲労軽減に。あると格段に目が疲れません。
個人的にJINSのブルーライトカット率25%のものが、元の色からあまり変わらず気に入っています。ブルーライトカット率が高いものはレンズと視界が黄色っぽくなるのでお好みで。


1-4.デバイスの下に滑り止めを敷く

激しい動きしてデバイスがズレるスマホ音ゲーあるある。100均にあるような滑り止めもいいですが、私は合皮のマルチケースにスマホ乗せてCytusIIやっています。手元にあったの使ってみたら滑りにくかったので。
ちなみに後日、スマホゲーム用の滑り止めマットを買いました。さすが性能がいいです。


1-5.机と椅子調節

デスクで遊ぶゲーマーの場合は、机と椅子を使いやすい高さに調節しましょう。必要であれば腰痛防止などのクッションもあるといいかもしれません。
なるべくいい姿勢を保てると、疲れにくく長時間できます。


2.実践編

2-1.曲を覚える

最初はタップ音をONにして、どのタイミングでアクションすればいいか把握しつつ、曲を覚えます。サントラ買ってゲーム以外の時も聴く、繰り返し同じ曲をプレイするなど。

もしオートプレイができる音ゲーの場合は、何度かオートプレイをよく見て、アクションのタイミングを掴むといいと思います。

一人で誰もいないところで練習するときは、曲をハミング(鼻歌)しながら遊んで覚えるのもよかったです。耳で聴いて覚えるのが得意な人は特にお勧め。

完全に曲を覚えなくても、少なくとも曲の拍子を意識したほうがいいスコア取りやすいです。私はプレイ中は軽く曲を頭の中で歌いながら拍も取るとやりやすかったです。


2−2.譜面を覚える

スマホの画面録画機能を使って、タップ音OFFで1曲遊んで、保存した動画を見返します。目で見て覚えるのが得意な人に特にお勧め。

思っていた速さやタイミングと違うノーツも結構あったり、ここが遅すぎてダメだったなとか発見があります。あとは注意しながら繰り返しゲームを練習します。


2-3.弱点克服と強みを伸ばす

ゲームはやり込んでくるとやった数が増えるぶん、自分の得意不得意が何かの判断材料も増えます。録画して見返してみましょう。

私なら、CytusIIで苦手なのは高速の雷型ドラッグです。そうと分かったら序盤に高速雷型ドラッグ出てくる曲で何度も練習して曲途中でリトライして最初に戻ります。NEKOちゃんのKeep it upなど。

高速譜面でタップ多いほうが得意かもと思うので、同時に得意なところも把握してチャレンジし、成功率を上げていきます。
自分で分からなかったら、ゲーム仲間やプロのコーチなど第三者に聞いてみるか、しばらく日数をあけてから見返してみましょう。


2-4.難しい難易度に取り組む

EASYやHARDでMM(パーフェクト)狙う場合、上の難易度のCHAOSかHARDをやってから、続けてやると取りやすいです。

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同じ曲はノーツの配置が似ていて、かつ曲も覚えやすく、早い展開に目が慣れます。しばらく高難易度をやってから難易度を下げたら、簡単に感じて成長を実感できますよ。

同じ理由で、スコアを気にしないでCHAOSやGLITCHをたくさんやり続けるのもおすすめです。


2-5.伸び悩んでも続ける

勉強やスポーツやダイエットなど、どの分野でも、頑張っても伸びなくなる時期は必ずあります。私はそうでした。よく「本気度を神様に試されている期間」と言われる、一定期間頑張った人にしか訪れないという伸び悩みの時ですね。

まずその時期がきたら、頑張り続けられた自分を褒めちぎりましょう。その上で、伸び悩みは次の飛躍のために力溜めてるんだと思いつつ、結果が出なくても練習を続けます。この時期は結構しんどいです。

結果が出ない中で頑張り続けるのはすごく大変なので、簡単な難易度のTPを上げて達成感を感じたり、1日ごとに目標を決めて、達成できたら自分にご褒美あげるなど、色々工夫してみましょう。

練習量やペースを落としてもいいので継続。辛かったら長い休みを挟んでもいいので、続けていれば、いつかポーンと伸びて、一段階ステージが上がるときが来ます。

私はCytusIIを始めて3か月目からなかなかベストスコアが取れない時期が3か月続き、粘り強く続けていたら急にベストスコアが連発できるようになりました。無理のない範囲で続けてみるといいかもしれません。

ただ、本当に辛くて仕方ない場合は、一旦すっぱりゲームから離れて、別の好きなことやるといいです。
辛いのに無理を続けてだめになってしまった人を今まで何人も見てきました。辛かったら、休んでも辞めてもいいんです。まず自分の心と体を守ったほうがいい。一度どこかを壊したら、完全に元に戻れることはまずありません。

ゲームから離れてしばらくすると、ゲームやりたい気持ちが爆発して戻ってきて、すごい勢いで遊んで急に伸びたりします。時々実体験として耳にするケースですね。


2-6.上手い人のプレイ動画を見て学ぶ

猛者たちのプレイ動画を、YouTubeなどのサイトで探すとたくさん見ることができます。アクションゲームや格闘ゲームは、上手い方の動画を見て学ぶのが特に大切です。

なぜその人が上手いのか、強いのか、自分になくてその人にあるものは何か、など頭を使って考えながら観るといいです。私は気づいたことや課題を日記にメモしてます。


2-7.自分の好不調はどんな時か、調子上げる方法を分かっておく

どんなときに調子よくなり、悪くなるか掴むといいです。よく寝たほうがベストスコア出せる、疲れているとよくないなど。

不調の原因が分かったらなるべく取り除けるようにします。疲れならバランス良く栄養取って早く寝る、緊張なら気持ちの落ち着くルーティンやってみたり、緊張は当たり前だから上手くいくと思うようにするなど。色々やってみましょう。

色んな時間帯や時期にゲームをやって、調子いい時間帯や時期を狙って練習すると伸びが早いです。寝る前、夏に調子いいぞとか、朝食後だとリザルトいいぞとか分かったら、特にそのとき練習するのがおすすめ。自分は朝型か夜型かだけでも把握しておくと便利です。

調子上げる方法も色々試してみましょう。私の場合は、よく寝ていい試合観て練習をします。


3.習慣編

3-1.習慣化する、毎日やる

食事した後、食休みにCytusIIやるのを続けてたら習慣化できたので、Aをしたら→Bをどれだけやると具体的に決めてやっていくのがおすすめ。if-thenプランニングという方法です。

例えば朝食食べたら→30分勉強する、帰宅したら部屋着に着替え→ゲームを30分やるなど。

ある程度世界ランキングが上がってくると、下げたくない、もっと上げたいとも思って習慣になったりします。ゲーマーの意地。

私は多忙で6日CytusIIできなかったら体の動きが鈍くなって、元に戻るまで数日かかりました。休むなら1日か2日くらいが良さそうです。
ちなみに4日連続でさぼると、長期間習慣化したことでもさぼり癖がつくという研究結果があるらしいです。休むなら最長3日連続がいいかもしれません。


3-2.体力と筋肉つける

1日1回軽く汗かくくらいの運動習慣で体力つけるといいです。
中高生なら筋肉が一番つく時期なので、なるべく運動して、バランス良く栄養取ってよく寝るのがおすすめ。一生ものの肉体と体力の土台という財産ができますから。もちろん大人になってからも、何歳でもトレーニングは効果があります。

激しい音ゲーマーやアクションゲーマーは、ゲーム後にプロテインを飲んだり、プロテインバーを食べるのを続けてみて下さい。最近はドラッグストアやコンビニでも色々な商品があります。

私は筋トレした後に物量譜面やってからプロテイン飲んでたら筋肉ついて、ハードな譜面でも体がついていくようになりました。最近フィットボクシングで有酸素運動もプラスしたらすごく体力つきました。

ゲーム→筋トレ→有酸素運動→プロテイン
もしくは、
筋トレ→有酸素運動→ゲーム→プロテイン
という流れを試しに1ヶ月やってみてほしいです。ゲームは毎日やり、運動の休養日は週2〜3日くらいで。

ちなみに、ゲームの後にプロテインを飲むだけでもかなり動きが良くなるのが実感できます。プロテインは運動後30分以内に飲むといいですよ。

コンビニプロテインなら、1個あたりのタンパク質多いのでこういう200mlパックのものがおすすめ。


3-3.休憩、休養も大事に

CytusIIの世界ランキングはベストスコアの合計で決まるので、なるべく短時間でミス少ないか、MMを多く取れると早く上がり、全曲全難易度MMだと上位10位くらいにほぼ確定で入れます。世界中の強者が日々追い上げてくるので、100位以上は維持や順位上げがかなり厳しくなってきます。私は焦りました。

けれど焦っても順位上がるわけではないと気持ちを落ち着かせ、厳しい戦いだからこそ休憩や休養も練習と同じくらい大事にしました。

活動と休憩の時間を、15分活動/3分休憩、20分/4分、25分/5分、30分/7分、45分/15分、90分/20分のいずれかでやっていくと疲れにくいです。
時間は活動内容と自分の調子をみて選んでみて下さい。多少は長くしたり短くしたりしてもいいかも。

一度選んだ時間は休憩を挟んでも変えないのがポイントです。つまり15分活動/3分休憩なら、15分/3分だけ繰り返し続けます。

私はゲームをやるときはアラーム鳴っても手が離せないのでカウントアップタイマー、漫画やイラスト描くときはカウントダウンタイマーつけて計ることが多いです。

おすすめタイマーはこちら。カウントアップ、カウントダウンができて、タイマー終了時は音かバイブレーションかを選べます。

iOS版のみになりますが、アプリなら「継続集中タイマー」がおすすめ。
作業時間と休憩時間、何セット繰り返すかを設定可能。タイマー終了時は音が鳴ります。

文字カウント機能があるツールで文章を書くときは、何分で何文字書けたかメモしていくと、自分の調子が掴めるのでおすすめです。ペースが落ちてきたら長めの休憩を入れたり。私は文章を書くときは20分執筆/5分休憩でやっています。

休憩時目を閉じるだけでかなり目や脳が休まり、休憩前にやっていたことの脳への定着力上がるそうなので、ゲーマーや勉強やお仕事されてる方は試してみては。

休憩時や寝るときおすすめの目元あったかグッズ。


3-4.疲れを残さない、長引かせない

私は10代の頃は2日完徹できましたが、年々寝ないと何日も疲れが残って効率下がるようになったので、最低7時間は寝るようになりました。最近は8時間寝るとすごく調子よくなります。歳を重ねるほど疲れとの付き合い方を考えることに。

体が疲れているときは、無理しないで難易度低い曲をやる、上手い人の動画見るなど、「疲れてるときメニュー」「忙しいときメニュー」などをいくつか作っておくと便利です。

疲れ取れる豚肉食べたり豆乳飲んだり、お風呂にゆっくり入る、ストレッチやマッサージするなどケアの方法も、自分に合うものを見つけるといいですよ。

こういったカフェインが入っていないドリンクを、寝る前に飲むのも疲れ軽減におすすめ。


ゲーマーもクリエイターも屋内アスリートと思うといいかもしれない。とりあえず努力と継続ですね。お互い頑張りましょう!


CytusIIの魅力を語る記事はこちら


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