見出し画像

祝『スプラトゥーン3』発売!前作を1640時間プレイした筆者が感想と攻略をレポート

2022年9月9日、ついに『スプラトゥーン3』が発売しました!
ものすごく楽しいです!!前作を2年4ヶ月で1640時間ほど遊んだ筆者が、今作を9日みっちり遊んでみたレポートと攻略を、スクリーンショットや動画を交えつつ書きます。

『スプラトゥーン2』を遊んだ時間の証拠スクリーンショット。

9時間は『スプラトゥーン3』発売後に遊んだので
除外して、1640時間としました。

※ネタバレは無いように心がけていますが、人によってはネタバレに感じるかもしれません。気にされる方は記事を読まないほうがいいと思います。
※ヒーローモードのステージ一覧画像、ヨコヅナ動画があります。
※ガチマッチだけはまだ遊んでいません。
※動画は音が出ます!

レギュラーマッチ(ナワバリバトル)

3分間の間に、地面を広くインクで塗ったほうの勝ち。オンライン対人戦で、基本となるモードです。

全体的にどのブキも塗りが強化され、塗りの楽しさ、動きやすさが増しました。
スピナー、チャージャーといった塗りブキ使いじゃない方は特に、おお!前作より塗れるじゃん!と思ったのではないでしょうか。

バレルスピナーにはまった。
フェスは「道具」派。よろしくお願いします!

イカノボリやイカロールといった新アクションは、使いこなすには練習が要ります。
筆者は今のところは使わなくても戦えますが、上位になるほど使えるかどうかで戦況に響いてくるのではないでしょうか。
チャージキープできるブキと組み合わせたり、回避やフェイントに使ったり、前方向にイカロールしながらボムを投げたりと、バトルの幅が広がりました。

チャージキープしてからイカロールにするのはなかなか難しかった。

前夜祭(体験版)同様、故意の回線切断したプレイヤーがいた場合は試合が中断し、無効試合のドローになります。
切断した人だけ負けたことになり、ペナルティーが付くようになりました。

空中からスタートになったのも、前作で執拗にリスキル[※]されてトラウマになった者としては、本当に安心感が増しました。
[※]リスキル…リスポーンキル。相手チームに倒され、自分がスタート地点で復活したところを狙って、相手チームが繰り返し倒してくること。通報対象になるあかん行為。やっちゃだめ。

表彰システムも嬉しく、励みになります。塗り、注目された時間、耐えたダメージなど、バトル以外のことでも表彰されてすごくいい。

味方が動きやすいよう、
わざとヘイトを集める立ち回りしたときに
「注目された時間No.1」表彰されたら特に嬉しい。


メモリープレイヤー

ロビー端末から、最近の試合を観戦モードのように、どのプレイヤー目線でも、何度でも見返せます。巻き戻しや早送りもできた。
保存できる試合数は本体ごとに決まっていて、古いものから削除されますが、一覧でYボタンを押し、お気に入り登録しておけば残るようです。ゲームのアップデートが入ると削除される仕様だそう。

自分と同じブキ、似た射程のブキで上手い人がいたら、その人視点で動きをよく見るとすごく参考になる!
ゲーム発売前は不正行為の抑止力になりそうだと思いましたが、実際に使ったら、プレイヤー全体のレベルの底上げにもなるのではと感嘆しました。

さらに自分で見どころを設定できて、「イカリング3」に試合ごとのコードを送信もできました。(保存期間は30日、最近50件表示)
『スプラトゥーン3』プレイヤーの友達にコードを教えて、友達が自分の「イカリング3」からコードを入力か、ロビー端末でコードを入力すれば、友達はロビー端末で試合を再生できます。
ネットに公開しなくても試合をシェアできるのが本当に素晴らしい!


ロッカー

おまけ要素かと思いきや、皆さんかなり気合いを入れて飾りつけをしています。
アイテムはどれもデザインが素晴らしく、ただ置いている、貼っているだけでもかっこよく決まる。

ブキを使い込むとじゅくれん度が上がり、ステッカーを貰えます。ヒーローモードやサーモンランでも、やり込みでオキモノやステッカーが手に入るので、ドヤァ!できる要素もある。ロッカーを飾るものはザッカ屋でも購入できます。

愛用ブキのステッカー嬉しい!

こだわりながら飾り付けたり、他プレイヤーさんのロッカーを見るのも楽しいです。
大体、オシャレ見せ収納派、趣味追求派、笑わせる派の3タイプがいる気がします……!
まさか『スプラトゥーン』で、他プレイヤーさんのロッカーを見てこんなに吹いたり笑ったりする日がくるとは思わなかった。

下記ツイートから数日経った今、笑わせる派はモアイ像、amiiboギアのひれおくん着ぐるみ、amiiboギアの鎧、考える人像を使っている人が多い印象になりました。ゆるい流行りがあるのもまた面白い。


ナワバトラー

オフラインでコンピュータ対戦のミニゲーム。こちらもおまけ要素かと思いきや沼でした。
カードバトルと陣取りゲームを組み合わせた、シンプルながら奥深いルール。カードはランクアップ報酬やヒーローモードの探索などでゲットできます。デッキを自由に組める。とにかくやってみてほしい。

このカードをグッズとして販売してほしい!ボードゲームとして遊べるともっといい!

絵柄がたまらんのよ。


ヒーローモード

オフラインでコンピュータ戦。チュートリアルも兼ねていて、ストーリーもあるモード。
ステージ、ラストダンジョン、ラスボスは、攻略中もクリア後も、何度でもやり直せます。

前作同様、探索でヤカンを見つけて、ヤカンに入ってステージをクリアしていきます。
ステージ内は、前作の「オクト・エキスパンション」にある深海メトロのように、ブキを選択してお題をこなす流れ。
1ステージは前作より短めで、テンポよくサクッとこなせます。
全ステージクリアとラスボスの難易度は、前作のヒーローモードよりかなり難しかった。

司令の性別は、前作の「オクト・エキスパンション」で
選んだ性別と同じになっていました。
(ゲーム開始時にデータを引き継いだ場合は)

今作が初めての方だと、ヒーローモードは相当難しく感じるのではないでしょうか。けれどラスボスを撃破できれば、すごく実力がつくと思います。バトルでの腕前はもちろん、キャラクターコントロール力も問われるギミックが増えました。

失敗は当たり前で、前作をやり込んだ筆者でも、数えきれないくらい死にました。
今まで色々なゲームをしてきた筆者ですが、ラスボス戦でのデス数は今作がぶっちぎり1位です。

死んだときは「なるほど今のやり方だとダメなんだな」「どうすれば上手くいくだろう?」と考えて、一つだけのやり方に固執せず、違ったやり方を試しながら、クリアまで粘り強くリトライできる人が向いています。これは『スプラトゥーン』を遊ぶ上でとても大事な考え方。

何度も挑戦して失敗しながら最適解を探ろう、習うより慣れろ、そして強くなろう!と促すゲームのスタンスが改めて分かりました。

ラストダンジョンとラスボス戦で、死にやすい箇所の直前にセーブポイントがあったのには、イカ研究所(開発チームさん)の親心さえ感じましたよ。
厳しくても諦めないでほしい、強くなって楽しく遊んでほしいというエールだと受け取りました。

ヤカン内のステージは、スタート時にブキを選べるのですが、「オススメ」表示に従うと、経験者でもクリアできない難しいステージも。
これはひょっとして、「全ブキを扱えるよう練習するならおすすめ!」という意味なのではないでしょうか。(あるいは前作のネル社のように、イルカ的にはおすすめということか……。)

どのステージもオススメ表示は無視して、一番左のブキを選ぶのが正解です!

マト全部壊せという的当てステージで、トライストリンガーがおすすめされていて、他に選べるブキはラピッドブラスター、バレルスピナーというところがありました。
いやそれ明らかにバレルスピナーが一番安定するのでは……と経験者なら分かるのですが。ラピッドブラスターは難しく、トライストリンガーは超難しかったです。

簡単な攻略動画を作りました。

飛んでくるマトを全部壊せというステージも、かなり難しかったです。
一部ステージは、これ初心者向けじゃない!チュートリアルの域を超えてる!と思いました。

一部ステージは、挑戦料としてゲーム内通貨のイクラを支払うことになります。クリアするとイクラをゲットでき、収支はプラスに。
全ステージをクリアしなくても先に進めて、ストーリーも進み、ラストダンジョンやラスボスに挑めます。

全ステージは以下のようになっていました。

ヒーローモードをスタートしてからラスボス撃破までは、途中で寄れるステージをスルーすれば、最短4時間くらいあればクリアできるそうです。

かなりタフな行程になりますが、2日あれば、ヒーローモードスタートから全ステージをクリアしてラスボス撃破まで達成できました。
探索を全エリア100%達成するのは、さらに数時間必要でした。

ヒーローモードだけやったわけではないですが、
2日で19時間半くらい遊んでました。

知らない方が多そうな要素は、公式アプリの「イカリング3」の「ヒーローモード」で探索率が表示されることと、100%クリアにする方法。

探索率が100%にならない方は、以下のことを試してみて下さい。

・ヤカンがあるフィールドに隠されてる全アイテムを見つける(マップに水色の場所が無くなればOK)
・全ステージクリア(全ブキでクリアしなくても大丈夫)
・風船を全部割る(赤、水色)
・マップのグレー斜線部分の地図を探索(よーく見るとわずかに残っている場合あり)
・以上を全て終えてから2号に話しかけて、エリア地図のステッカーを貰う
・インターネットに接続した状態でバンカラ街に行く
・ロビーに行き、ロビー端末のアイテムゲットから地図ステッカーを受け取る  ←ここまでやった時点で100%になる

各エリアで100%達成と、全エリアで100%達成すると、「イカリング3」から画像が貰えます。スマホの壁紙にぴったりサイズ。
ゲーム内では、ロッカーに貼れるステッカーが貰えます。ぜひ手に入れてほしい!

全ステージをクリアしてラスボスを倒した後、隠しヤカンが出現。すごく難しく長いステージですが、クリアするとバッジやギアが貰えます。
アスレチック要素が苦手な筆者は序盤でつまずいています……。イカノボリやイカロールの練習がたくさんできるようになっていました。

小ネタ。コジャケが時々歌を歌っているのに気付いて、びっくりしたり笑ったり。イヤフォンかヘッドホンで聴いてみて下さい。

コジャケが大好きになりました。
以下の動画は微妙にネタバレ注意。


サーモンラン

コンピュータ戦。オンラインマッチングしたプレイヤーやフレンドさん3人が味方(バイト仲間)となり、自分と合わせて4人でシャケをしばき、金イクラを回収、制限時間内にノルマ以上をコンテナに納品します。
プレイヤーランク4から遊べるようになります。

筆者は前作でこのモードをメインに遊んでいて、とても楽しみにしていました。
今作は難しいだろうなーと思っていましたが、実際にやってみたら、想像を遥かに超えたエクストリームすぎるサーモンランでした。難しい!楽しいですが!

シャケたちの動きや攻撃の振りスピードも速くなり、前作の続投ステージであるシェケナダムは塗れない柱が増えたので、前作と同じ感覚だとあっという間にやられてしまします。

要所の柱が、3箇所も塗れなくなってて衝撃を受けた。

評価は「たつじん」の上に「でんせつ」が追加され、でんせつ999でカンスト。難易度を表すキケン度は前作は200%が最高だったところ、今作は333%になりました。

前作を楽々たつじん999カンストしていたサーモンランYouTuberさんでも苦戦してましたねー。

前作のサーモンランは強いブキなら根性でたつじん999野良カンストを6回していた筆者でも、今作は今のところ、最高でんせつ100くらいが精一杯です。

勝てなーい。ブキ編成によっては難しさがやばい。
勝てなすぎて初めて評価を下げてバイトしました。

特に「たつじん」以上で顕著ですが、同時に考えなくてはいけないことが前作より格段に増えました。敵の種類が増えて強くなったので。

テッキュウのウェーブが本当に厄介なのに、テッキュウ本体はかなり硬い。
記事に載せる動画を撮るためあえてやってみましたが、パブロだと以下動画のようになりすごく大変です。振り30ヒットしてもまだ倒せない……!!嘘だろ……!!
(追記・テッキュウは後日アップデートで弱体化し、やや柔らかくなり、歩くスピードが遅くなりました。)
味方さんと協力して攻撃するのを強くおすすめします。
それにしてもパブロ、今作は振りやすくなりましたねー。

テッキュウ弱体化比較のショート動画。

WAVE3クリア後にたまに発生するEXTRA WAVEで、オカシラシャケのヨコヅナが出現。筆者は今まで1体だけ倒せました。

初めて出たときは「きたーっ!!」となりました。

お腹の白い箇所に攻撃を当てたほうがダメージが増えます。
至近距離でメインかサブで直接攻撃すると、ターゲットを取れてちょっと誘導できるような気がする。

バトル時。でかい。圧が半端ない。巨体なので満潮だとステージが狭く感じる。

撃破時はこんな感じ。
クリア表示が出てから爆発四散するまでヨコヅナにダメージを与えると、追加で赤イクラが手に入るようです。

オカシラシャケと戦うとドロップするウロコは、倒せれば金ウロコが手に入るわけでもなく、基準が謎だと言われています。ランダムなのかなあ?(追記・キケン度、与えたダメージ、残り時間と関係しているようです。)

ちなみにウロコで交換できる景品は、今まで交換したウロコの総数によって、新しい景品が開放されるようでした。
筆者が感じた条件は以下の通り。ウロコ数は人によって異なることもあるようです。

景品交換で支払ったウロコ
・銅140(ステッカー1種で30と、プレート2種で110)
・銀10(作業着1種)
・金1(ステッカー1種)

評価は「たつじん」までなら、前回開催終了時の続きから遊べました。
「でんせつ40」より高いと「でんせつ40」に下がってスタート。


今作は様々なプレイスタイルのプレイヤーにゲームを長く快適に遊んで貰えるよう、考え抜かれたゲームデザインになっている印象を受けました。
ネットや配信サイトでの盛り上がりもすごく、今後も楽しみです。

フェスも楽しみだなあ!
ほな、カイサン!!

公式サイト

公式ツイッター



関連記事


書いた人/空乃さゆる(Twitter@sayurusky
YouTubeではゲーム動画中心にアップしています。


お読み下さりありがとうございました。 ハートを押してスキして頂いたり(note会員じゃなくても押せます)、記事をシェアして下されば励みになります。 サポートは執筆や創作に活用させて頂きます!