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理想の生活を簡単には諦めない!〜あゆみさんがライターを目指した理由〜

6歳と2歳のお子さんを育てながら、在宅でWebデザイナーとして活躍中のあゆみさん。
この日も、Webデザイナーの案件を3つ同時進行でされてお忙しいなか、インタビューに応じてくださいました。

あゆみさんは「私なんてまだまだ」と謙虚な姿勢ですが、お話を聞くと、やってみよう!と思ったらすぐ新しい世界に飛び込める、フットワークの軽さをお持ちです。

ですが、いきなり「Webデザイナーやライターをやりたい!」というポジティブな気持ちで始めたわけではないそうです。
「会社員を辞めたい」という「やりたくない」ことを手放す、いわばネガティブな気持ちから始まり、Webデザイナーやライターにたどり着いたんだとか。

多くの選択肢のなかから、何故Webデザイナーやライターを目指したのか。
「やりたいことは特にないけど、今の生活を変えたい」という方、この記事を読めば、そんな風に悩んでいる方が行動するきっかけになると思います。

子ども2人を保育園と幼稚園に預けて、出勤に往復3時間!?

ーー現在Webデザイナーとして活動されていますが、そもそもWebデザイナーになったきっかけを教えてください。

2人目を出産して育休明けまで残り半年になって、復職後の生活を想像したときに「在宅でできる仕事にしたい」と思ったのが始まりです。

当時は金融機関に勤めていました。
復職後は、上の子を幼稚園、下の子を保育園に預けて、その上自分は出勤に往復3時間という生活になる予定だったんです。
夫も仕事が忙しくワンオペの日も多いなかで、子どもの送迎をしながら満員電車に乗るのは無理だ、と思いました。

ーー確かに、それは大変ですね。「在宅でできる仕事」はたくさんあると思うのですが、そのなかでWebデザイナーを選んだ理由はありますか?

たまたまSNSで見つけた広告がきっかけです。
講座中にシッターを家に派遣するWebデザインスクールで、「家で受講できるし、子どもの預け先に悩むこともない。これならできるかも」と思ってその講座を受講しました。

ーーたまたまだったんですね!その講座を卒業された後は、お仕事の受注はどのようにされていったんですか?

個人では難しかったので、これもSNSの広告で見つけたのですが、プロダクトデザインの経歴のある方が立ち上げた、デザインチームに所属しています。
プロのデザイナーに見てもらえるし、個人では受注できないような企業からの案件もあり、私は実績も残せるし、とてもありがたいです。

ーーなるほど、確かに一石二鳥ですね!
ポートフォリオを拝見して、あゆみさんが制作されたサイトやロゴがとてもオシャレで、見惚れてしまいました!
趣味にカリグラフィーやネイルといった、デザインスキルが必要そうなものも書かれていますが、絵を描くのはお好きだったでんですか?

いや、全然です(笑)

ーーそうなんですか?!でもあゆみさんは、性格診断テストの16 personalitiesで「冒険者」とありますよね。
冒険者は「美的感覚やデザイン力がある」と記載されているので、あゆみさんが思っているより、デザインスキルはあると思います!

いやいや、そんな。でもありがとうございます。

Webデザイナー×ライターで差別化

ーーWebデザイナーとしても忙しく活動しているなかで、さらにライターを目指したのはなぜですか。

チームに所属しているものの、私と同じようなレベルのWebデザイナーがたくさんいるなかで、今後生き残るためにはどうしたら良いんだろう、と悩んでいました。

そんなとき、たまたまフリーライターとして活動している方のSNSを目にして、Webデザイナーとライターをかけ合わせたら、差別化になるかも!と思って、飛び込みました。

ーーその方を見つけたのも、SNSだったんですね。
ちょっとしたチャンスも逃さず、自分に必要なものを見極める能力をお持ちですし、新しい世界に飛び込むフットワークが軽くてすごいです!

そうですかね〜。
「在宅でできる仕事をしたい」と「簡単には諦めないぞ」という思いはあるかもしれないです(笑)

Webデザインスクールを受ける前、「2022年3月までに収入が得られるようにならなければ、またWebデザイナー以外で働く」という約束を夫としました。
夫が反対していた、とかではないのですが、子どもは小さいですし、「在宅で仕事したい」という思いはあっても収入が入らないのは困るので、自分で期限や条件を決めました。

今は少しですがWebデザイナーとして収入もあるので、期限を過ぎても夫は何も言ってこないので、条件はクリアできたと思います。
あと、講座を受講したのに収入が得られず、夫に「ほら見たことか」って言われたら、悔しいじゃないですか(笑)

ーーなるほど!夢を叶えるために覚悟と期限を決めたことが、新しい世界に飛び込むハードルを下げているんですね。

そうかもしれません(笑)

旦那さんやご実家と協力しながらお仕事を

ーーWebデザイナーにライターと、お忙しいと思うのですが、お仕事の時間はどうやって確保されているんですか?

夫は、平日は帰りが遅くほぼワンオペなので、休日に子どもたちを見てもらうこともあります。
そのときは、私が仕事に集中して取り組みたいことやオンラインの打ち合わせをしていますね。

あと頻度は多くないですが、私の実家に帰ったときは、子どもが母にベッタリになるので、集中して仕事に取り組めます。
母には「また〜」と呆れられますが、とても感謝しています。

ママ×デザイナー×秘書のタスク管理

ーーあゆみさんのポートフォリオのご協力できることに「タスク管理」とあり、秘書検定2級の資格もお持ちですが、秘書としてのご経験もあるんですか?

デザインチームの人がどんどん増えたので、私はWebデザイナーとしての仕事もしつつ、運営側のお手伝いもしています。
また、デザインチーム代表のスケジュール管理なども行っています。

ーーそこにお子さんやご家族のことも加わって、スケジュール管理は大変そうですね。

そうですね、忘れかけることもありますが、「何かあったはず」という勘が働いて、期限内にはタスクをこなしています。
Webデザイナーもライターも、クライアントがいる仕事なので、期限や納期を守ることは徹底していると思います。

納期を守るためのコツ

ーーそうですよね!Webデザイナーのお仕事で、納期を守るために気をつけていることはありますか?

タスクを細かく設定することでしょうか。
2週間ごとに打ち合わせがあって、クライアント様とすり合わせをしながらデザインチームの進捗報告も行います。
「打ち合わせまでに、ここまで進める」と細分化することが、納期を守ることにも繋がっていると思います。

とはいえトラブルはつきものなので、予備日を設定することも大切だと感じています(笑)

今後執筆したいジャンル

ーーライターとして、今後取り組んでみたいジャンルはありますか?

そうですね、6歳の女の子と2歳の男の子を育てているので、経験ベースにはなりますが、「出産祝いで嬉しいグッズ」など出産・育児に関する記事は書きたいですね。

あとは、長年金融機関に勤めていてファイナンシャルプランナーの資格もあるので、退職して少しブランクはありますが、資産運用など金融系はお力になれると思います。

また、会社員時代に不妊治療の経験もあるので、そういった経験も書けると思います。
不妊治療は、「明日病院に来てください」ということも多いので、職場への理解とかキャリア形成とか、そういった経験も活かしたいです。

あと美容系も挑戦したいです。
インターネットを見ると、美容系の記事は20代30代向けが多いように感じました。40代向けの記事を書いてみたいと思います。

子どもに「おかえり」と言える生活を

ーーあゆみさん自身の、今後の目標はありますか?

そうですね、自分の裁量で仕事ができる、この状態は続けたいです。
会社員に戻りたくない、という訳ではないのですが、出勤することに、時間や場所の制限を感じています。
今のWebデザイナーやライターのお仕事は、仕事をするしない、働く時間も場所も自分で決められるところがすごく魅力的だと思っています。

あとは、子どもが帰ったときに「おかえり」と言えるのは嬉しいので、この仕事や生活スタイルは続けていきたいです。

ーーWebデザイナーやライターは、自分に裁量権があるのは大きな魅力ですよね。私もライターを本業にして、その感覚を味わいたいです。
あゆみさん、今日はありがとうございました!


「大きな夢とかないんですよ」と言いながら、チャンスを逃さずコツコツ理想を叶えているあゆみさんの姿は、現状に悩んでいる方のヒントになると思いました。

また、インタビュー中にお子さんが楽しそうに画面に入って、お子さんからお母さんが大好きな気持ちが伝わってきて、とても微笑ましい気持ちになりました。

あゆみさんへのお仕事依頼はこちらから。

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