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「私はどういう毎日を送りたい?」得意を活かして理想の生活へ〜あみさんがライターになった理由〜

2人のお子さんを育てながら、現在ライターとしても活動しているあみさん。
日常生活ではエシカルやヴィーガン料理を実践したり、子育てではモンテッソーリ教育やオルタナティブ教育を取り入れていたりしています。

会社員として働かれていたときもお仕事には充実感がありながら、その仕事を手放し、ライターとして活動を始めたきっかけや、ライターとして大切にされていること、今後どんなライターを目指しているかをお聞きしました。

あみさんが、本や書くことが好きになった”きっかけ”

本や文章が身近にあった幼少期

ーーあみさんのポートフォリオを拝見して「本が好きで朝まで本を読んでいた」というエピソードもありますが、何かきっかけがあったのでしょうか?

母が、とても読み聞かせが上手だった影響は大きいと思います。
というのも、読み聞かせて母が読んでいた本の1つが、ハリー・ポッターでした(笑)
そのおかげか、分厚かったり挿絵が少なかったりする本でも、全く抵抗なく読むことができ、幼少期からたくさん本を読んでいました。

ーー読み聞かせでハリー・ポッターはすごいですね(笑)
「文章を書くこと」が得意だと感じるようになったのは、いつからですか?

小学生の頃からです。
学級新聞や、夏休みの宿題で「古事記の現代語訳版をまとめる」など文章を書いたり、まとめたりすることが好きでした。
先生からも「文章が分かりやすいね」と褒められることが多かったです。

文章を作る機会に恵まれた会社員時代

ーー文章を書くことが、人よりも得意だったんですね。会社員になってからも、文章を書くことに携わる機会は多かったのですか?

そうですね、初めは掲示板に貼る文章の掲示文の校正などを頼まれていました。
校正する機会が増えていくと、初めから自分で文章を書く仕事を任せていただけるようになっていったんです。
そうすると、会社でも「文章が分かりやすい」という評価をいただいて、パンフレットを作成したり、会社のHPのリライトを担当したり、どんどん文章を書く仕事を任せていただけるようになりました。

行動的な一面も

ーー会社員時代も、得意な書くことを活かして働いていらっしゃったんですね!
文章を書くのも読むのもお好きという文学的な一方で、会社員をされる前は、バックパッカーとして世界を旅していた、という行動的な一面もお持ちですが、何故バックパッカーをしようと思われたんですか?

理由ははっきりと覚えていないのですが、「実際の世界がどうなっているか知りたい」という気持ちが大きかったんだと思います。
本を読むと、いろんな世界のことを知れたり、感じたりすることができると思います。
ですが、本に書いてあることを感じるだけでなく「実際に自分で経験したい」と思い、世界に飛び出したんだと思います。

体調不良をきっかけに、憧れを現実に

ーー話が戻りますが、会社員時代もお仕事が充実していた印象を受けました。
そこからライターを目指すようになった理由を教えて下さい。

当時は会社員を辞めるつもりは全くなかったのですが、そのときからフリーランスに憧れていました。
会社に通いながら、「おしゃれなカフェでパソコンを広げて仕事をしている人」を見て、かっこいいし羨ましいと思っていたのですが、私とは縁のない世界だと思っていました。
その考えが変わったのが、第一子出産後と第二子妊娠中、数か月寝たきりのような状態になったことです。

出産・子育てで仕事を辞めたことで見えたもの

第一子出産後すぐ職場復帰する予定だったのが、数か月寝たきりになって、やむなく退職しました。
その後第二子妊娠で切迫早産になって、また寝たきりになって。
そろそろ働かないと、と思い、こんな状態になってもできる仕事は何だろう?と考えたときに「頭で文章を考えてパソコンやスマホで書く」ことだと思いました。

今までの発信から、ライターのお仕事を依頼されるように

ーー「書くことを仕事にしよう」と思われても、なかなかすぐにはお仕事を獲得するのは難しいのではと思うのですが、最初のお仕事はどうやって探されたんですか?

第二子を出産して落ち着いた頃、親戚からECサイトのライティングを頼まれたのが、ライターとしての最初のお仕事でした。

ーー親戚からお仕事をいただけるって、すごいですね!

親戚も、私が書くことが得意だと、何となく知っていたんだと思います。
今いただいている他のお仕事も、オンラインサロン内のブログで自分が発信していた内容を見た方から、依頼をいただいています。

ライターとして大切にしていきたいこと

「実際に自分が体験して感じたこと」を記事にしたい

ーーライターをしていく上で、大切にされていることはありますか?

先程バックパッカーをしていたときの話にも出ましたが、「実際に自分が行って、見て、感じたこと」を大切にしています。
例えば、「〇〇のオススメカフェ3選」という記事を書こうと思ったとき、今って情報が溢れているので、調べただけでもお店に行かなくても文章にすることもできると思います。

でも私は、自分が実際にそのお店に行って感じたことを文章に乗せたい、自分のなかに落とし込んで文章にしたいと思っています。

お仕事をしながら、自分の人生を確立していく

ーーライターはいつでもどこでも仕事ができる分、作業時間の確保が大変だと思います。
あみさんは時間の使い方がとても上手だなと思うのですが、何か工夫していることはありますか?

自分の頭がクリアで、かつ子どもたちの機嫌がいい午前中を、文章作成の時間にしていることが多いですね。

あとは、仕事中に子どもたちが話しかけてきたら、なるべく手を止めて、目を合わせてじっくり話を聞くようにしています。
そうすると、30分くらいはひとりで遊んでくれるので、その時間集中して文章を書くことができるんです。

30分経つと、また話しかけられて手を止めることにはなるのですが、子どもに「忙しいから待って」と言い続けて不機嫌になるより、こちらのほうが集中できるということを学びました(笑)

他にも、まとまった時間が取れないときは、文章を作成する際のリサーチにあてて、集中できる時間に一気に文章を書くようにしています。

ーー仕事も子育ても上手に工夫されていて、まさに理想のお母さんです!私も子育てするようになったら実践したいです。
旦那さんとの家事分担やコミュニケーションは、どのようにされていますか?

休日は夫に子どもたちと家事を託し、私はカフェやコワーキングスペースで、6時間ほど集中して書く時間を作っています。

他にも、お互いの仕事の状況やスケジュールを定期的に確認し、忙しいときは家事の分担を変え、お互いが知らないうちに疲労困憊しないように気をつけていることでしょうか。

フリーランスでライターになったからには、子どもや夫との時間も、会社員のとき以上に大切にしながら、過ごしたいと思っています。

子どもの「今」を記事にしていきたい

ーー今もメルマガやECサイトの作成などさまざまなライターのお仕事をされていますが、今後、どのようなジャンルのライティングをされてみたいですか?

子ども連れでも楽しめるスポットを紹介する記事を書きたいですね。
一口に「子ども連れでも楽しめるスポット」と言っても、子どもが抱っこだけの時期か、歩き回るようになっているか、など月齢や年齢で必要な設備や行けるスポットも変わってくると思います。

私自身、現在2,3歳児を育てていて、2人とも動き回る時期なので、「子どもが自由に動き回っても安心して過ごせる」というのが重要になってきます。
子どもがいても気兼ねなく入れるカフェやレストラン、ホテルの設備も大人だけのときとは変わってくるので、そういった「子連れでも楽しめるスポット」を紹介するような、観光記事を書いていきたいです。

他にも、例えばモンテッソーリ教育やオルタナティブ教育を子育てに取り入れているので、子どもの教育に関する記事も書いてみたいです。

今まで培ってきたものも書いていきたい

子どもを育てるようになってから健康にも気を遣っていて、オーガニックやエシカルのことを学んでいるので、そういった分野でもお力になれると思います。

また、書道の師範を持っているので、書道のことや日本文化を紹介するような記事も書いていきたいです。


既にライターとして活躍しながら、ご家族とのコミュニケーションも大切にし、自分の学びも続け、どんどん自分をアップデートしていくあみさんの姿が、とても素敵でした。

お話を伺っていて、今後あみさんが得意な分野でライターとしてますます活躍される姿が、目に浮かびました!

あみさん、ありがとうございました。

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