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覚悟した以上の【現実】はないのが宇宙法則だつ!〜自著の出版を目指している人へ

先日、とある精神科医の合宿セミナーに参加して、
「頼まれもしないのに自分で勝手に責任を負っている」
自分に気づき、
ズリっ♪ ズリっ♪ あ、ズリズリズリ♪ っと
うたいながら
勝手にしょい込んだ責任感をおろしてきた(^^)

それでも、またしょい込んでしまうこともあるかも
だけど、そのときは、そのときで、
なんて自分に都合よく解釈しちまう、ライター道井です。

さて、今回は「自著の出帆で試される〝覚悟〟」について
お伝えしたいと思います。

知人で、自著の出版を目指している女性から相談を受け、
あたくし自身の失敗体験を踏まえた
(親の七光ならぬ、斎藤一人さんの7億光で自著を出したことがある)、
〝つぶやき〟のようなものがつい出てしまったのですが

それが「よかった」と言ってもらえたので、
生意気にも、シェアさせていただくことにしました(^^)


「人は死んでも生き続ける」ことを知っても悟れない自分に気づいた後の人生が面白い


ここ数年、魂の永続性、輪廻転生、人は死なない、
といったことをテーマした本がやけに目につきます。

先月、全国書店にて発売された『斎藤一人 人は死んでも生き続ける』(著・斎藤一人・柴村恵美子/刊PHP研究所 *あたくし道井が編集協力させていただきました)も、同じテーマでした。

版元の営業さんから
「人は死なないということをテーマにした本が売れてるんです!」と、
ご提案いただいて、そのように企画換えしたわけです。

今回のこの本を制作していて安心したのは、

「人は死んでも生き続ける」ということがわかったら
人は悟れるかというと決してそうではない
のがいいのだ、ということ(^^)

知り合いが亡くなれば、しばらくズーンと悲しみを引きずるし、
人にやさしくしたいと思っていても、
疲れていると電車の優先席に座って居眠りしてたり・・・(^^ゞ

そして、自分という存在がこの世界からなくなってしまうとき
何が起こり、自分はどうなってしまうのか
やっぱり、不安と恐れを抱いてしまう。

本を読んだりして、魂は永遠不滅だということが
「腑に落ちてわかった」と言っている人も、
もしかしたら、根っこの部分ではそう思っているかも知れないですよね。

だって、「死んだときに、あれをすればよかった、これをすればよかったと
後悔するようなことはしたくない」的なことばを口にするじゃないですか。

あのとき、あれができたはずなのに、自分はしなかったと
自分を責める思念こそが地獄だと、

こころのどこかで恐れているから
悔いなき人生を、と願うのでははないでしょうか。

このメソッドを本にして残したい!


どうせ生きるのなら、「悔いのない人生」のほうが
いいにこしたことはないと、あたくし道井は思っていますし、

「死に対する恐怖」がイケないと言っているわけでは
もちろん、なくて。

自分の死、というところに軸足を置いてまわりを眺めてみたときに、
自分の使命・役割に気づいたり、

これから自分が歩いていく道ができてくる。

その延長線上に、「自著の出版」というアイディアが
浮かんでくるおひともいると思うのです。

ひょんなことで知り合った、ある女性も、
ご自身が構築したメソッドを一人でも多くの人に伝えること、
そのメソッドを本にして残すことが
「今世、自分に与えられたお役目だ」と考えて、

某・出版プロデューサーの門戸を叩き、がんばっているのですが。

その彼女から、先日、「ランチ、ごいっしょしませんか?」とおさそいを受けて、お会いしたんです。

そのとき、彼女から相談されたのが〝インフルエンサー〟のことでした。

知り合いにインフルエンサーがいないから本が出ないのではありません

以前、とある大商人のルーティーンに毎日同行させていただき、
〝声〟をとっていた時期がありました。

そのとき、大商人からたくさんのことをおそわったのですが、
そのなかの一つに、次のことばがあるんです。

「いいものさえ作ればいいわけじゃない。
いいものを作るのは当たり前。
いいもので、儲かるものを作らないと商売は成り立たない。
商売として成り立たなければ、せっかく作ったいいものは
消えてなくなっちゃうんだよ」
👆
これ、どんな業界にも通用することだと思うのですが、
出版業界にいたっては
「いいもので儲かるものを作る」のは、もはや当たり前。

昨今じゃあ、それだけじゃなくて、

「あなたの本が出たときに、それを拡散してくれる
インフルエンサーが知り合いにいますか?」
「何人のインフルエンザ―と知り合いですか?」
ということが、出版するかしないかの、決め手になってきます。

どんなに企画が素晴らしくて
「これが本になったら、売れそうだな」と、
編集者が思っても、それだけでは
版元さんとしては、GOサインを出すのをためらってしまう。

そのときに、拡散してくれるインフルエンサーが
知り合いにいない自分はダメなんだ~って、
自分を責めることがあるかもしれません。

知人の女性も「そんな、インフルエンサーなんて、縁があるわけないじゃないの、この私が」なんて言っていました。

「インフルエンサーがいないと、本、出せないような
企画なのかしら」

「私、著者としてダメなのかしら」

そんなことを言っていたのですが、

インフルエンサー云々って、そういうことではないのです。

著者を育てる〝体力〟がない、だったら著者を目指す自分はどうしたいか


あたくし道井が子どもの頃から〝本離れ〟ということが言われていて
出版業界は斜陽産業というふうに見られていたのですが、

それでも、10年前くらいまでは
出版社(より厳密に言えば編集者が)が〝未来の著者〟や著者を
「育てる」ということをしていたと、記憶しているのですが、

ここ数年前から、育てる編集者さんをお見かけしなくなりました
(編集者さん個人としては育てたいのだが、
会社に属する人としてはそれができなくなったのかもしれません)。

「著者になりたい」人はたくさんいるのに、
それを受入れる出版社のほうの〝体力〟が充分にない状態。

その結果、著者デビューのハードル、ものすごく高くなった
ような気がしてしまうのですが。

実を言うと、すでに一定のファンがいる著者の方でも、
過去にベストセラーを何冊も出した著者ですら、
「んー、今はちょっと・・・」なんて言われることもある
そんな状態なんだそうです、いまの出版業界は。

じゃあ、本はまったく売れないのかというと決してそうではない。
新人の著者さんをデビューさせられないかというとこれもまた違うのです。

爆発的に売れる本はあるし、
無名の新人さんの本がベストセラーになることもあるわけです。

たとえば、今はサウナーの間では〝整え親方〟として超有名な
松尾大さん。

あのおひとも、最初のサウナ本を出したときは
今ほどサウナは盛り上がっていなくて、
「誰?」って感じでした。

助産師で鍼灸師のたつのゆりこさんが監修した『ちつのとりせつ』
あの本も、そう。

発売当時、たつのゆりこさんは今ほど知られていなかったし、
著者の原田さんはまったく無名の存在。
それでも、爆発的に売れて、版元さん、経営的にずいぶん助かったとか。

だとしたら、

自著の出版を目指している自分は、どうしたいのか、
他の分野で自分の道を見出したいのか
自分の思いやメソッドを伝え残すために
自著出版の夢を叶える方法を模索したいのか、どうか、

そこを、自分のなかではっきりとさせたほうがよかったなと
あたくし道井は反省するのであります。

覚悟をしたら、覚悟した以上のことは起こらないのか、宇宙法則だっ!

あたくし道井、実は、2018年に自著を出版させていただきました。

親の七光ならぬ、
億万長者・斎藤一人さんの七億光のおかげで出版が決まったのですが。

そのときに、やはり言われたのです。

「知り合いのインフルエンサーに献本してください」とか。
「何冊か買って、ご自身も売ってください」とか。
「発売から二週間が勝負です。ご自身のSNSでバンバン
アピって売り上げに貢献してください。
ところで、道井さん、フォロアーは何人います?」

なんだか、段々だんだん、気持ちがなえてきてしまったというか、
「自分が、本なんか出しちゃっていいんだろうか」
という気がしてきてしまったのです。

たいして実力もないのに、本なんか出しちゃって、
自力では売れないから、結局、
一人さんファンの方に買っていただかないと
いけないんだ、あたしの本は、みたいな。

ひがみっぽい考えの沼にずぽっとはまり込んで
身動きができないでいたのですが、

今ふりかえって思うに、
あれはただ、覚悟の問題だったのだと思うのです。

読者の人生をゆさぶるような一冊を
魂をこめて書いたと、胸を張って言えるかどうか、

千年先の未来に続く第一歩として
斎藤一人さんの教えを書いたから
どうか、みなさん、応援よろしくお願いします!

それを正々堂々と言う覚悟があるかどうか。

その覚悟が、当時のあたくしにはなかった。
だから、「道井さん、何部買いますか?」と言われたときに

「私、本当に、本を出してよかったんだろうか」と迷いが出たんだと思う。

逆を言えば、覚悟さえしちゃえば、
次、自分がやること、やりたいことが見えてくるというか、
「はいよ、これやってごらん」みたいな感じで
ちゃんと道ができあがってくる、

そういうものではないかと思うのです。

今回は、長々書いてしまいましたm(__)mが、
言いたかったことは、たった一つでございます。
覚悟した以上の【現実】はありえない
というのが宇宙法則だっ!
と、あたくしが実感した

というおはなし。

おつきあいくださり、ありがとうございました。



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