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進路に迷う中学生・高校生いる?

おすすめしたい人
・勉強がしたくない中学生・高校生
・勉強する意味がわからない中学生・高校生
・とりあえず大学に行こうかな、と思ってるけどもやもやしてる高校生
・中学生や高校生の保護者
・中学生・高校生の進路指導をする学校・塾の先生

こんにちは。
今日は1冊の本を紹介します。

「手紙屋 蛍雪篇
 ~私の受験勉強を変えた十通の手紙~」

自分が中学生のときにこの本に出会いたかった、遅くとも高校生のときに出会いたかった。

この本を読んだらどうなる?
・「勉強する意味」がわかる
・「進学する意味」がわかる

普段、本はなかなか読まない、という人にも読みやすいのでオススメです。
どんな本かというと、
ふつーのJKが主人公で、「勉強したくないなー」と思っていて、「高卒はやばそうだから、とりあえず大学」と思っている。
父がそれでは進学を許してくれないので、父に納得してもらえる「勉強する理由=進学する理由」を探す というもの。

タイトルの「手紙屋」は、そのJKが手紙のやり取りをする中で答えを見つけていく、その相手が「手紙屋」と名乗っているからです。

ストーリーで進んでいくので、「なぜ勉強しなければいけないのか」とか難しい感じがしないので読みやすいです。

行ける中で一番偏差値の高い学校・学部にいく、とか、
数学が苦手だから文系にする、とか
くいっぱぐれないように資格をとれる学部にいく、とか
気持ちはすっごくわかるけど、大学・学部選びはそうじゃないだよーと言いたい。
でもどう言ったら伝わるのかな というところでこの本がいいヒントになります。

また、このJKもよくいるJKでまたいいんだよなあ。
とても共感しちゃいます。



普段、中学生や高校生と接することもあるのですが、
この時期は高校入試が終わって、合格発表までの期間なので、中3が羽広げてて、本当に時間を持て余してるんですよね。
中3によく薦めていました。
(本当は受験の手前で読ませたいところですが)

自分自身に置き換えると、高校2年のときに出会いたかったです。
なんとなく、で進学している人は今の日本には多いんじゃないかな?

同じ進学、という結果であったとしても意味づけをしっかりして進学するか否かで濃さが違いますよね。

そろそろ「将来は何になりたいの?」という質問を子どもに投げかけないようにしたいなあ。
「どんな大人になりたいの?」とか、なりたい自分像を固めて、その上でどんな仕事を通してなりたい大人に近づくか、というアプローチをしてほしいものです。

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