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お味噌汁の大切さ

秋月辰一郎先生の著書「体質と食物」を読みました。
秋月さんは長崎在住の医師。
幼少の頃より身体が弱かったそうです。
長崎の爆心地から1.8キロメートル先にあった病院で勤務していましたが、廃墟として残ったその病院で患者さんを治療しながら働き続けたにも関わらず秋月医師はじめ、付近の人々に原爆症が出なかったのは、「わかめの味噌汁」を飲んでいたからという事が書かれてあります。



私も米麹作りから始まり、味噌も手作りしていますが、ここまで味噌に効能があるとは思っていなかったので、改めて昔から受け継がれて来た味噌が日本にとっては大切な物であるのだという事を再認識いたしました。
実は一昨年、味噌ソムリエ試験も受けました。
一応、なんとか合格しましたが、歴史から遡るところから始まり分厚いテキスト!
地域による味噌の違いなどの勉強もありました。
そうそう、実際に味噌が送られて来て、これはどこの味噌か?という試験までありました。
コロナ禍中の試験だったのでこういう方式に変わったようでしたが、それまでは対面だったとか。
実際に味噌汁を飲み、その場で答える!
想像するだけで難しそうですが…
味噌にはそれだけの奥深さがあるという事ですね。

この本を読んでから一日一杯の味噌汁を!
と、行きたいところですが、実は夫が味噌嫌い…汗という。
でも夫婦で還暦の私たち。
元気で長生きしたいので、無理やりでも飲んでもらいます。
今朝も今からわかめの味噌汁。



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