過去に囚われている 5

東京から石川へ行って働いていた人の話。

彼は1番私の家庭環境と睡眠障害に対して理解が深かったし、1番将来性があったんじゃないかって思ってます。

今までの人は全員学生でしたが彼は社会人だったので、仕事の話をしてくれていたし何よりもお金の使い方が他の人とは違ったので貴重な経験ができたと思っています。

彼の家庭環境もいいものとは言えませんでした。父親からdvを受けていた彼は死にたいと思いながらも今と必死に戦っていました。
私はそんな彼を支えたいと思ったし、彼と頑張っていきたいと思ってました。

それに彼はよく好きな曲を教えてくれました。自分の好きなものを教えてくれる人はとても仲を縮めやすいですから。

彼は私の絵を好きだと言ってくれました。そこが一緒にいたいと思った瞬間でした。
だから私は彼にたくさん絵を描きました。

一緒に行った水族館デートも楽しかった。一緒にしたゲームも楽しかった。寝落ち電話も楽しかった。相手の妹ちゃんと話すのが楽しかった。
君の家に犬も可愛かった。できれば会ってみたかったな。

石川で一人暮らしすることになったあなたの家に私は行くことになった。
あの時の三日間すごく楽しかった。同棲したらこんな感じなのかな〜って浮かれることができた。

うわ〜いい思い出だね〜なんで別れたのかな?

浮気だよ!!!!!!!!!

浮気ルート必ず回収するじゃん私。逆にすごいな。

今まで経験したことがなかったんですけど某バトロワゲームで浮気されました。
私も一緒にやっていたんですけど、ある時彼の掲示板に見たことない子がいたんです「昨日がありがとうございました」の文字列。私は何も知らない。

どっかの機会で無理やり入れてもらって3人でやる事になった、今考えたら恐ろしいわね。
そうすると彼は「あれ、今日はしゃべらないの?」といつもやってますよって感じの言い方でもやもやしたんです。私が話しかけても女の人は返事してくれないしなんで??って感じでした。

気づいたら彼のTwitterのフォローにその子がいました。彼のために作ったようなフォローフォロワー1のアカウント。かなりモヤモヤしたけど我慢しました。

夜に「今日は地元の友達と電話する。」って言われたんですけどゲームがオンラインの時点でもう信頼できなくて。しかもディスコードもオンライン????リア友とわざわざディスコードなん??ってなってました。わかってたけど。

「楽しんでね。」で返してしまうのが自分でした。
その後オンライン状態を隠してあの女の子しているのも知ってたけどなんも言えませんでした。

それからは毎日いつ私は乗り換えられるんだとその不安しか抱いてませんでした。鍵垢で増えていくあの子のツイート数。電話とLINEのできない日。

もうメンタルぶっこわれの私はこっそりゲームをやってる彼に「あの子とやってるなら言えばいいやん、オンラインでやりなよ。」って言ったら「忘れてた」って言われました。

忘れるか????ゲーム始める時オンラインじゃないとゲーム誘えんやろが〜〜。
ってなるけど折れるしかないんですよね、好きというよりは執念でした。

秋に会おうって話になりました。私はここで最後なのかな、なんて思ってたんです。彼の怪しい挙動とか最近急増する地元の友達との電話、不信感しかなくて怖くなってました。

いざ、会うじゃないですか。彼の携帯の通知が鳴ります。でも私は怖くて見れませんでした。できれば、彼の携帯の画面が見えないところまで離れたいとまで。
現実を見たら自分があのこより劣ってしまうのが分かってしまうから、まだ私は彼お彼女でいたいから。どこかで彼を信じたい私がいました。

でも、見えちゃったんですよね。そこで見えた画面は

あの子でもない、付き合う前に嫌いだって話していた女とラインしてたんですよ

ちゃっかりLINEのピン留めしてて笑っちゃいましたよね。もう別れることがなんとなく目に見えてたので勇気を振り絞って

「○○ちゃんからラインきてるで、返してあげなよ」って言っちゃいましたよ。
なんで私はこんな人が好きだったんでしょうかね。好きでない方が絶対幸せなのに縋っていたい私がいました。
答えはもちろん「そういうのだるいからやめてくれる?」でした。

彼は私が男の子と連絡を取ると怒るし明らかに機嫌を悪くしたのに私がいうと「だるい」なんですよね。もう平等でもないのに私はその環境を許してしまったからこうなってしまったんでしょうか。何が正解だったのか誰もわからないですよね。

彼がバスで帰るときに私は「また会えるよね」って尋ねました。もうここで会ったら次会うことはない気がして、二度とあなたの笑顔とか姿は見れない気がして。
彼の答えは「きっとね」でした。私は、寂しいんじゃなくてもう終わりなんだって意味でその場で泣いてしまいました。


結局数日後に別れようって言われました。
学校で友達に泣きながら別れ話に付き合ってもらいました。いつもはそんなに関わることがなかったけど、泣き止むまで一緒にいてくれました。今では、大切な友達になりました。
結局彼はあの子のことが好きだったみたいです。お幸せにね。

別れた後に続きがあります、この話。

私は、半年経ってもこの浮気されたことが許せなくて、浮気相手の女の子に正直にdmをしました。最近はそのアカウントをログアウトをしていたそうで返事がきたのは、三日後ぐらいでしたね。

内容は、「彼には想いを寄せられていましたが、自分の方が年上である以上ちゃんとしないといけないなと思っていたので、好きにならないようには気をつけていました。でも、結局好きになってしまいました。傷つけてしまってごめんなさい。」

気をつけてんなら最後まで突き通しなさいな!?!?!?!!!

その連絡をしているときにこの話の主人公である彼から復縁の申し込みdmがきてたんです。どうせ付き合ってもまた繰り返しだとわかっていたのでお断りしました。


1から見てくれる人なら分かるはずですがこの頃から私は自分で行動する意思が芽生えてきました。断ったりするのは確かに胸が痛みますが、その先に自分が受ける傷の方が痛いとわかりはじめました。


ここまでで付き合った話はおしまい!!!!その後の出会った男性の話を使用と思います。

次こそ最終章です!!!

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