楽しいと不安の狭間で。|フリーランスカメラマンのリアルな気持ち
こんにちは。
note投稿は2年ぶりです。
たま〜にスキ♡の通知がきていて、どこから見てくれているんだろうと思いつつすごく嬉しいです!
こんなに間が空いたのに、なんで書こうかと思ったかって?
なんか急に文章を書きたくなったから。
日記だと、こまめに書かないと紙のノートがもったいないけど(笑)
ここ(ネットのノート)なら気軽に書けるかなって。
本当は文章を書くのが好きなんです。
今はそれを仕事にしていないし、趣味で書けるほどの余裕がなかった。
でも書くことによって頭の整理にもなるだろうから、また時々ここに顔を出そうかなと思います。
最近の私は、フォトグラファー1本での生活。
フリーランスですが、指名をいただいた撮影のみをしています。
ありがたいことに私の写真が好きと言ってくれる方がいらっしゃって、生活が成り立っている。(本当にありがとう!!!!!)
とある媒体では、全国2000人以上いるフォトグラファーの中から度々ランクイン。
2023年全体では、沖縄エリア1位、新人フォトグラファー全国3位でした。
本当にありがたいです。
好きなことで仕事ができて、とても楽しい反面。
フリーランスだからこそ不安も大きい。
楽しいと不安の天秤が毎日揺れてますw
・エリア1位を持続しなきゃとか(負けず嫌い)
・直接予約1本に絞りたいなとか
・値段のこととか
挙げたらきりがないけど、それがリアル。
去年はとにかく実績を積みたくて、安くても来た依頼は全て受けました。
今年はある程度ターゲットを絞りたいのも本音。
低額で受けてしまうと、クオリティを維持できない部分も出てくる。
特にウェディング撮影を低額に設定すると、ヘアメイクにお金を出したがらない。
沖縄は本土と比べて湿度や風が強いから、ロケーション撮影に適したヘアメイクをしてもらわないとすぐ崩れちゃう…。
何度か、写真撮るよりも髪を直している時間が長いこともありました。
私の仕事はヘアメイクではなくカメラマンなのにと思いつつも、プロとして新郎新婦の髪が乱れている中容赦無くシャッターをきることはできないです。
だから、値段だけでカメラマンを探している層はもう撮らなくていいかなとも思います。
そう思いつつも、各媒体で料金設定の仕組みが変わるので、低額でも受けざるを得ない時もあります。
そんなん、その媒体使うの辞めればいいじゃんって思うさ?
単純に怖いんです。
本当に、本当に怖い。
今はSNSで集客できる時代だから、辞めればいいとわかっています。
その方が確実にストレスが少なくなるのもわかっています。
まだ、そこまで追い込む度胸が私には無い。
各媒体のSEO対策に頼っているんですね。
安全帯を外さないから、自分で立とうと必死になれない。
もっとSNSも努力できるはずなのに。
とまぁ、そんなことを毎日考えながらも、お客様に会ったら完全に忘れて撮影を楽しんでいるわけです。
編集中も、撮影時を思い出してニヤニヤしています。
心から楽しんで仕事しているんだな〜と、皆様には感謝しています。
嬉しい感想もたくさんいただいているからこそ、もっと多くの方に沖縄の思い出を写真にも残してあげたい。
だから今年はより多くの方に知っていただくために、去年とは違う方向性で頑張るんだ。
安全帯を外しても自分の足で立てるように。