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季節の変わり目での再会

最近、いきなり暑い。
いきなり桜も咲いた。
日中は半袖を着ている人を見かけるほど。

そして朝起きるとやってくる謎のむずむず。
目が痒いしくしゃみが止まらない。
今年の花粉は例年よりもすごいらしい。
(なんと今年から花粉症になってしまった・・・)

もうすっかり春だなぁと沸々と感じている。
きっとすぐに暑くなって、汗と熱中症の悩みが出てきて・・・と、
気づけば夏のことを考えている私であった。

こういう季節の変わり目に悩むのが衣替えのタイミング。
あったかくなってきたから衣替えするぞ!と
思って、完了した次の日に雪が降るんじゃないかと思うぐらい寒くなったり。
反対に寒くなってきたから冬物を出したら何日か夏日が続いたり・・・
いっそのことクローゼットにオールシーズン揃えておけばいいのだけど、
私の自宅のクローゼットはめちゃめちゃに狭いので、夏と冬、年に2回衣替えをおこなっているのだ。

ただ、私は衣替えが嫌いじゃない。むしろ大好き。
感覚で言うと以前投稿した、乾燥機をかけたバスタオルに包まるのと同じぐらいのしあわせを感じるのだ。


なぜかというと年に2回、大切でお気に入りの子たちと再会ができるから。
「わ〜久しぶり〜!」と声を出してしまうことも。
(一人暮らしでよかった)

私はモノを見るとその時の情景や考えていたことを思い出す癖があるので、
奮発して買ったワンピースや好きな人と初デートに行った時のスカート、仕事でクレームをもらった時に着てたシャツなど鮮明に思い出してしまう。
そのため、なかなか衣替えが終わらなかったりする。
でもこの思い出している時間が私にとっては幸福で、思い出させてくれる服たちが私の宝物なのだ。

この年になると昔に比べて服を買うことが少なくなった。
ましては前述通り、クローゼットが極狭なので量もとても少なくなった。
なので“いかに自分のお気に入りになるか”が、
買い物の際の判断基準になっている。
私の中で、洋服を買うときのルールがある。


①それを使って、3パターン以上着回しができるか
②それを持って、ワクワクするかウキウキするか
③欲しいものは一度スクショをして、一晩は考える
(店頭で見つけてもすぐには買わないようにしている)


その理由は上記通り。

クローゼットは狭いので、入るものには限りがある。
そして人の目を気にしてワクワクしない無難なものを買っても、
お気に入りにはならない。
お気に入りにならなかったら、着ないし思い出にも残らない。
そうならないために、一度考えそれでも忘れられないなら
それほど気に入っているのだと客観視できるから。
(その時の気分や状況に飲まれやすい性格なので、)

服に限らず、靴やバッグも同じ。
特にこの2つは旅行に行くときに「どの子を連れて行こうかな」
「どの子と思い出を作ろうかな」と考えながら選んでいる。
それが楽しく、私にとっての大切なものとの向き合い方である。


天気予報によると今週末まで寒さが残るようだが、
それを過ぎたらしっかりと暑くなるようだ。
今日はこれから衣替えをしようかな。週末まで時間があるので、
ゆっくりと思い出に浸れそう。

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