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寝る前の至福時間。

最近、本を読むようになった。

社会人になってからは特に読書から遠のいていたのだが、会社の先輩(もはや友人のような)から話を聞くうちに私もどっぷり読書にハマっていたのだ。

中学生の時、朝のHR前には10分間の読書時間が毎日あった。私の学生時代の集中力はこの時間で養われたんだと今でも思う。

その時はよく小説を読んでいて、特に重松清さんの作品が大好きだった。

中学を卒業してからは読書にかける時間も少なくなり、大学の授業や卒論のために読むという目的でしか読まなくなってしまった。

社会人になってからも本屋で目に留まったものを買うものの、数ページだけ読んでそのままになっているものも多く・・・

今、久しぶりにこんなに本を読んでいるのは中学生ぶりなのである。

(もしかしたら当時よりも読んでるかも!)

読んだ本は主に読書メーターで管理しているが、読んだ本が増えていくことはすごく嬉しい。

以前「Kindleにしたら?」と言われたことがあるが、私は断然紙派である。

置き場所には困るが、実際にページをめくる感触や「こんなに読んだ!」という読んだページ分の分厚さを見ると嬉しくなる。

そして何より、本屋さんに行ってどの本を読もうかな、、、と

宝探しのように本を見つけるのが大好きなのだ。

(特に丸の内の丸善は広くて作品数も多くて大好き!)


そして最近は図書館にも行くようになった。この街に引っ越してからもう4年目になるが、初めて図書カードも作った。

自分が新しい一歩を踏み出した感じがしてすごく嬉しかった。(大げさ)


特に最近は小説をよく読むようになった。

映画を観るのも舞台を観るのも好きだ。

作り上げられた世界を自分の視覚で捉えて、まるで自分が主人公のようにその中に入り込めるのが楽しいのだが、

本は活字だけだからこそ、自分で想像して絵(世界)を作っていく。

それがとても楽しい。


そして毎日、夜寝る前に読書をする時間が私が1日の中で一番好きだ。

無駄にダラダラとテレビを観るのをやめて、好きな音楽をかけて、

あたたかいお茶を準備して、本を読む。

自分の好きなものしかない空間で、とても幸せを感じるこの時間が

私は何よりも大好きだ。


今までの自分と少しずつ変わっていくことが、なんだか少しだけ誇らしく思う。

(今までは、コーヒーを寝る前関係なくがぶ飲み、見てもないのTVをBGMに携帯でSNSをずっと見て、深夜まで無駄に起きて、、、、という生活だった)

最近読んだ『不安な時代をどう生きるか/本田健/大和書房』の中にも

「自分が幸せだと思う選択をする」と書いてあった。

本当にそうだなぁと改めて思うからこそ、

これからも自分がご機嫌に、

幸せになることをしてゆっくり過ごしていきたいと思う。


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