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1-7. FE風花雪月 (黒鷲なしルナ 大人&英語縛り 一部まとめ③)

黒鷲(銀雪ルート)なしルナ・大人ユニット&英語縛りで一部終わりました。スクショが多すぎるので記事を3つに分け、こちらでは英語版テキストを読んでいて気になったところを振り返ってみよう思います。
①育成・戦闘編はこちら
②ストーリー・散策編はこちら

知らない単語を都度全部調べていたらキリがないので、ほとんどザーッと読み飛ばし、気になる単語や表現があれば調べるようにしていました。単語の意味がわからなくても、このゲームで頻出する「monastery (修道院)」や「archibishop (大司教)」、「Crest (紋章)」、「Relic (遺産)」なんかは文脈からなんとなく予想できました。

いきなり余談になりますが、英語版だとやる気表示の色が日本語版とはちがっていました。日本語版ではやる気MAXがピンク、普通がオレンジ、0が緑だったのに対し、英語版はやる気MAXが緑、普通が黄色、0が水色。これも外国人と日本人の色から受ける印象の違い?

スクショ忘れてて最近(二部)入ってから撮りました

英語の方がわかりやすい表現

例えばエーデルガルトが戦争を宣言した後の散策中、フェルディナントとの会話。普通に日本語版でプレイしたときはわざわざググった「蟄居」「罷免」という熟語も・・・

蟄居が「be under house arrest」と表現されている
罷免は「be stripped of one's role as minister」と表現されている

難易度表記はノーマル・ハード・ルナティックではなく・・・
Maddening「挑戦を切望する人向け」
Madという単語が見えると直感的にわかりやすい。
Lunaticは「精神に異常をきたしているさま」、「狂人」という意味らしいから意味知ってたら日本語版の方が過激な感じがするw

なしマド?
ちなみにテフ豆はそのまんま!笑

言葉数の少なさが際立つ

英語版だと言葉を発する速度が日本語より速い気がして言葉数の少なさが際立っててかっこいい!例えばシャミアとフェリクス。

アロイスとの支援会話Cより
任務の後、殺した相手のことを思い返すことはあるか?という問いに対する答え
日本語版でもあっさりした答えだけど、英語だと一瞬!
リシテアとの支援会話Cより

ペトラのカタコトの表現

文法のまちがい(特に時制)を言い直すことで表現されていることが多かった。それ以外で印象深かったのがこちら。学級選択してすぐのみんなとの顔合わせのシーン。

このペトラが「You have a gut, 」と言ったことに対し、
「guts」と「gut」は意味がちょっと違うよとドロテアが指摘
そして訂正

「gut」は「消化管・腸」という意味だけどこの意味だと複数形の「guts」で使われることが多そう…?ということでもうちょっと詳しく調べていると「太鼓腹」という意味もあるらしい!ドロテアが「こんなスリムで魅力的な人のこと太鼓腹だと言っちゃだめよ」的なことを言っているので、ペトラは「guts (根性・勇気)」のある先生と言いたかったのを間違えて「gut (太鼓腹)」の先生と言ってしまったみたい?

イエリッツァ語「死合う」は英語で...?

言い回し2パターン。ここテストに出ますよ!

デュエル?
英語だと意外と普通なんだな~フェリクスも同じようなこと言ってるように思えるw
ちなみにこちらは「逸楽」

ソティスの話し方

ソティスは日本語版だと「~のじゃ」とか「わし・おぬし」とか特徴的な話し方をしているので、英語版だと古風な表現が使われているのかと思ってたけど案外そうでもない…?いや、私は古い英語の表現を知らないから気づけてないだけかも…

勉強になった表現

stone cold

シルヴァン×ドロテアの支援会話Cより
いつものようにドロテアを口説くもばっさり断られたシルヴァン。そして一言。
「She’s stone cold…」
これを聞くと石みたいに冷たい・無慈悲な人だなぁっていう意味って想像がつきやすいけど調べてみると、「至高の」「素晴らしい」といった肯定的な意味で使われることもまれにあるようです。
「stone-cold fox」で「絶世の美女/美男子」という使い方もされるみたいなので、対応が冷たいということと自分の手には届かない存在というダブルミーニング!?ということですか!?シルヴァンさん!

日本語版と比べてかなりしっとりしています

fine wine

11月の散策中、シルヴァンとの会話より
ここでいうSheはコルネリアのことを指しています。いいワイン=年期ものの、熟成したってことでいいですか?わかりやすいけどw

per se

リシテア×ベレスの支援会話Bより
これは英語じゃなさそうな言葉が急に出てきたので調べただけです。ラテン語で「in itself (それ自体)」という意味でした。調べてたら他にもよく見かける「e. g. 」(例えば)や「etc. 」(~など)、「i. e. 」(すなわち)、「et al. 」(その他の人々・事項)も全部ラテン語由来なんですね。知らなかった!

ball

12月の散策中、レアとの会話より
今更名詞「ball」の意味を調べることになるとは思わなかった…でもこの文章ではballと聞いて真っ先に思いつく意味では絶対ないことはわかる。「ball」は発音も全く一緒で「舞踏会」という意味もあるらしい。このことを知ると、この節は大修道院のいたるところでballの話がされてる。

When pigs fly.

1月の課題出撃 封じられた森の罠 戦闘前の会話より
レアを説得して出撃できるようになった先生と黒鷲の生徒たち。(ジェラルトの仇を取るために)たまにはがんばるか~と意気込むリンハルトに対してカスパルが言った言葉。
「空飛ぶブタ」はありえないことを示す慣用句で、牛が飛べたらとか、鶏に歯があったらとか、蛇がタバコを吸ったらとか、各国に似た表現があるらしい。(Wikipediaより) おもしろいな~!
日本語版では「明日は雪だ!」って言ってますね。フォドラは王国領以外は雪降らないのかな。元青獅子生徒の二部の服装はあったかそうだし、イングリットがよく土地が痩せててって話してるよね。

Time flies.

アロイス×ベレスの支援会話Cより
飛んでくシリーズ!そのまま「時間は飛ぶように早く過ぎる」という意味。これもわかりやすい表現!この場合Howがあるから感嘆文的な感じで
How (fast) time flies!ってこと?このゲーム感嘆文よく出てくるけどこのゲーム内というより日常会話でよく使われるのかもしれない。

as easy as pie

ユーリスとコンスタンツェの外伝より
ドローミの鎖環を使わせてもらえるように協会に頼んでくれとユーリスが先生にお願いするシーン。いきなりpieが出てきて気になったので調べてみた。「(パイを食べるのと同じくらいに)簡単だ」という意味。1個目のasは省略されてる?"パイ"ってところが外国語っぽい感覚でかわいい表現。これに対応する日本語だと「赤子の手を捻る」?(これしか思いつかなかった)

ちなみにYuriくんは先生のことを「friend」と呼ぶこともあります。
「味方」とか「仲間」的なニュアンス?

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