プロローグ
「わたしには夢があります。
それは、日本にある素晴らしいコンテンツをもっともっと海外の人々に知ってもらうことです。」
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こんにちは。はじめまして。sienaです。
とある大学生の戯言だと思って読んでいただけたら嬉しいです。
『ちはやふる』をバイブルに育ってきました。ありきたりですが...。
一応物語をまとめると、
「とある天真爛漫な主人公が、”かるたクイーン”という自分の夢を見つけ、周りの人を巻き込みながら成長していく、”青春マンガ”」です。
出会いは小学校を卒業してから。中学生になるまで時間もあったし、何か新しい出会いが欲しいなあーと思っていた時に、偶然家で見つけました。
まず『ちはやふる』に惹かれたのは「画力」です。あれはもやは「アート」だと思っています。
表紙を見て欲しい。毎回お花も違えば、着物の色や柄も違うんです。キャラクターの持ち味を引き立ててくれつつも、存在感のある花たち。
その画力に魅了されて、ページをめくる度12歳のわたしにとっては「異世界」でした。
「お願い 誰も 息をしないで」
この一言で始まるんです。
それまで「ちゃお」とジャンプの名作しか知らなかったわたしは「少女漫画」の概念がパラダイムシフトしました。
「少女漫画=恋愛もの、女の子にキラキラな夢を与えてくれるもの」
わたしの考えはこれでした。
『ちはやふる』の世界観は、とある少女のリアリティ溢れた生活。
そして、とにかく真っ直ぐなヒロインに釘付けです。
こうなったら、あとはひたすら「つながり」を見つけるのみ。
主人公綾瀬千早は妹。わたしも妹。
綾瀬千早ちゃんは思ったことをズケズケ言う正直者。わたしも(かなり主観)。
こうやって、「つながり」を見つけていったわたしは、いつしか「どうやったら千早ちゃんみたいになれるだろうか」と千早ちゃんの行動癖を観察して、想像するようになりました。
わたし自身、いつしか綾瀬千早でアイデンティティを確立し始めたのです。
だからこそ、高校生になったらかるた部に入ると本気で言いました。結局それは叶わなかったけど。
だからこそ、実写映画化の決定を知ったときは色んな感情が入り混じった。
今となれば、それも青春ですが...笑
こんな感じで、一つの漫画に自分の人生観、価値観、行動を全て変えられた作品です。
皆さんも、好きな本や漫画、ドラマの登場人物と「つながり」を見つけると「また違った人の生き方」を味わえるかもです。
それだけじゃない。作者の末次由紀先生も魅力的。
それも追々プレゼンできたらなと。
知っている方も、知らない方も『ちはやふる』の魅力が伝わるよう精一杯の語彙力と言語能力で頑張ります。
よろしくお願いします!
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siena #ちはやふる
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