無害って有害

いよいよ、うまく行かなすぎて怖い。何がって恋愛が。
うまく行かなすぎて「どうせ今回も」と思いながら踏み出した先は、なんとなく予想していた結果になったわけで。

今年２３歳にして、付き合っていない男に抱かれながら寝る日が来るとは思っていなかった。いや、手も繋いでいないしそれ以上もないが。

同じ職場で同じ趣味で。共通の友達が間にいた彼は、なんとなく仲良くなった。雰囲気といえば、豆腐のような見た目も白くて、無害そうな人。


限りなく無害って、有害だ。

ことの詳細を話せば、大多数の人のとって「なんだ、そんなもんか」って感じだけど。
気になっている人に、手を引っ張られて腕枕されて寝て何も感じないことあるか？
何も期待しないことあるか？
ちょっとくらい期待させてくれよ。

豆腐みたいに無害な彼は、きっと何も考えていないのだろう。
ずっとそうであったが、基本こちらが1日10時間くらい悩んでいる話題も、男性は1分も考えていないことが多い。
そんなの昨年から何度も経験しているんだから、今回もきっとそう。

と10時間くらい考えては、考えるのをやめようと考えている。
まったく、何度繰り返すんだ。このループを。


「全然、何も考えていなかったんだ。手も繋いでいないし。」って聞いたわけじゃないけど、きっとそんな言い分だろう。
そんなこと言われたら、こちらもそれ以上何も言えないし。

だから言うんだ。限りなく無害は有害って。

なんだよ、寝た次の日に食堂であっても、研修であってもそんな平気な顔して。悔しいからこちらも、平気な顔してやるけどな。
って考えている時点でなんとなく負けだけど。

きっと共通の友人に聞けば私のことをどう思っているのか分かるけど、そんなことしてわざわざ傷つきに行くのも無駄だしな。
と何回も考えては、何度も聞こうとしている自分が消せなくて、いつかきっと聞くんだと思う。

いつになったら私は、ここに幸せになった記事を書けるのだろうか。
数ヶ月、更新していない間に、なんか良いことでもあったらいいのに案の定こんな記事になってしまった。まぁ、いいか。
ここに幸せ惚気話なんてなんか似合わないし。でも、泥沼の失恋しても幸せになった話はやっぱいつか書いてみたい。

それまでは、「失恋」などと調べては、心を支えてもらっていた過去の私のような人々に消化される記事でいようと思う。