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新メンバー加入

 昨夜は月に一度のオンライン会合「10000字の会by声朗堂」が開かれた。ひと月に2000字前後の文章を書いて持ち寄る会で、私の末恐ろしい恋愛小説ももちろん読んで感想をいただける。

 今回、新メンバーの彼女が話す感想が端的で、的を得ていてちょっと震えた。他のメンバーもよかった点は褒め、気になる点は率直に指摘していて、大変バランスがよい。
 昨日気づいたこと。私はよかった点を言うのは得意だが、改善点を言うのは苦手だということ。苦手というのは、人に意見するときの言い方が難しくて……とかそういうことではなく、そもそも改善点を思いついていないという、なかなかに救いようのない状態のことをいう。

 その状態をまずいと思い、改善しようとする人もいるだろう。あんたはえらい。しかし、私のような人もいていいはずだ。面倒を避けていると言われればそれまでだが、わからないときは「わからない」、知らないときは「知らない」と何にも考えずに発する自分が何だかんだ言って嫌いではない。
 勉強してもなお、そういうスタンスでいられるのが望ましいと気づいてはいるのだけれど。

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