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ネットテレビの収録

戦争体験を聞いて放送に上げている、
というところから田中さんの取材依頼がありまして。。。
2月2日に田中さんのお話会や朝市もやっている、
我孫子は香取神社で対談を行いました。

インタビューは軍事漫談家…漫談家?の井上和彦さん(^ー^)

カメラが回る前は緊張の面持ちだった田中さんも、
さすがというか、対談が始まると講演のときの調子に早変わり。
取材側の方も慣れたもので、何年何月頃に何があったのか、
艦船や航空機はどんなものであったか、
色々としっかりと把握した上での質問で、
模型なんかを使ってやりとりしつつ、
休憩なしの2時間半があっというまの時間でした。

放映は2月下旬から3月上旬ということで、
オキクルミにも話が出るかも…?

2月20日(水)か3月6日(水)に放送されるようです。

そういえば自分今回の取材のときに初めて知ったんですけれど、
赤丸でくくってある水平尾翼にある線。
これは、目標と自機との角度が何度ずれているかの目安にする線だそうな。
線は「偏流測定線」といって、航法測定担当が乗る座席を中心として、
一定感覚で引かれているのだそう。

ちょっと調べてみたんですが、
目標物のない海上だと目標となる物を投下して計ったりもしたそうで、
この偏流測定線は前側の翼に書かれることもあるとか。

つまりどういうことかというと、まっすぐ飛んでいるつもりでも、
実際は風の影響で斜めに進んでいることも多く、
自分の進みたいコースと風に流されている実際のコースとの
補正が必要になるため、この偏流測定もそうですが、
星から自分の位置を測定する天測をはじめ、
色々な方法で理想のコースと実際の差を埋めていたということですね。
今はナビやGPSで機械任せになってますけれど、
そういうのがない時代、地図とこういう技法に自分の命を預けていた、
というお話でした(^ー^)


文・写真  トオル



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