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がんばる人たちが集まるスタートアップコミュニティってイノベーションの宝庫だ!

「日本におけるスタートアップの存在」

SaaSスタートアップでカスタマーサクセス(CS)をしております、おさよです!

2022年度という新しい年度に切り替わり、大学を卒業され新卒で入社された方、異動をされた方、転職をされた方などなど、それぞれ新しい節目を迎えられた方がいらっしゃるかと思います。

新しい節目を機に、ふと私が社会人になった3年前の時を思い返してみて、かなり世の中が変わったなと思い、「日本におけるスタートアップの存在」という切り口で今回記事を書いてみました。

おそらく今現在スタートアップで働いている方に共感していただけるのではないかと思っております。ぜひ業界全体を俯瞰してみて、まだまだ頑張り続けてやるぜ!と思ってもらえたらうれしいです!

記事の目的
・近年のスタートアップの成長を知ってもらいたい!
・スタートアップってなんか面白そう!と思ってもらえるきっかけにしたい!
・ボトムアップでの活動を知ってもらいたい!

1 大きく変化を遂げるスタートアップのプレゼンス

「社会課題の解決やイノベーションを生む仕組みとしてスタートアップは最も優れたスキームのひとつである」一般社団法人 日本経済団体連合会、2022年3月15日

2018年に「企業価値又は時価総額が10億ドル以上となる、未上場ベンチャー企業(ユニコーン)又は上場ベンチャー企業を2023年までに20社創出」という目標を日本政府は掲げました。

この目標の実現に向けて、2018年6月に経済産業省から、グローバルに活躍するスタートアップを創出するための「J-Startup」が設立。

日本において、スタートアップの存在は経済を発展させていくための手段として、大きな期待がかかっている。

そんな取り組みが行われてている上で、近年のスタートアップの活躍は数字からも読み取ることができてきました!

資金調達:直近3年で継続的な上昇傾向!
2021年上半期における資金調達1件あたりの平均値と調達金額の中央値は、直近3年で最高の水準に達している。

調達金額実績値
■2019年上半期
・中央値:9,000万円
・平均値:3億7,380万円
■2020年上半期
・中央値:1億500万円
・平均値:4億2,281万円
■2021年上半期
・中央値:1億5,000万円
・平均値:5億7,999万円

StartupDB 『2021年上半期国内スタートアップ投資動向レポート』

IPO:2020年と比較して2021年はIPOが活発!

2021年1月〜6月の期間内に新規上場を果たした企業数は、全市場の合計で66社。うち、スタートアップは22社であった。2020年上半期では新規上場企業数は36社、そのうちスタートアップが13社を占めていたことから、が活発だったことが読み取れる。

StartupDB 『2021年上半期国内スタートアップ投資動向レポート』

VC:「グローバルからの関心と資本」がトリガーとなり、本格的に始動!

2021年には、世界最大級のベンチャーキャピタルである、ソフトバンクグループ傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が2017年の活動開始以来、はじめて日本企業(バイオスタートアップのアキュリスファーマ)への投資を行った。

ForbesJapan『2021年、「ギアチェンジ」した日本のスタートアップの進化』

上記のように、日本のスタートアップは市場に大きなインパクトを与え始めている。

政府機関や民間企業などからのバックアップも相まって、日本社会においてスタートアップは存在感を見せている。

そんな中、スタートアップに挑戦する若手の活動もあらゆる場面で活発化!

2-1 スタートアップコミュニティ:Snack

「ここに来たら質の高い情報交換を行える」そんな状態を目指す、スタートアップコミュニティが2021年11月に誕生!

snackでの初めてのイベント風景

Snackとは??
投資、起業、事業提携、採用等に繋がる出会いの場を提供しています

株式会社 RIBON公式HPより

ただ情報をもらいに来るだけではなく、自分も誰かにGiveすることで、今まで持っていなかった観点など、ここに集まる人たちがお互いにシナジーを生み出しているコミュニティです!

例えば、ベンチャーと全く関わりのなかったCVCの方が、「そもそもスタートアップとは?」という理解度の段階でも、スタートアップの概要から知ることができるような環境があります。

初回のイベントのテーマは「スタートアップに関わる学生×社会人の交流会」でした!
大学1年生で既に複数の長期インターンを経験している子や研究をがんばる学生さん、複数事業を立ち上げている方、大学生兼執行役員をしている子、VCの方々、AIスタートアップ経営者などなど、バライティ豊かな方々にご参加いただきました!

コミュニティオーナーの藤村さんの世界観がめちゃめちゃ素敵なので、こんな活動してるコミュニティがあるんだ!なんか面白そう!と思っていただいた方はぜひ、一度お話ししましょう!
(個人的には今が一番おもしろいフェーズだなと思っています!)

2-2 スタートアップ合同入社式

2022年4月1日にスタートアップに新卒入社する多業界/業種約100名の合同入社式を開催!

22卒スタートアップ合同入社式の様子

目的
「新卒同期の不在 × コロナでのつながり形成の課題を解消する」
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アジェンダ
1. DeNA南場さんによる入社式挨拶
2. ガチ自己紹介(5分×4名)
3. グループワーク(by EvEM社)
「“偉大な成果を残せるような偉大なチーム“を目指し同じグループの4人で起業しよう」
4. プロカメラマンによる写真撮影(ラブグラフ社提供)
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そのほか:イベント事後研修(by Schoo社) 

22卒スタートアップ合同入社式の資料より

いわゆる一般的な会社だと、同期が10名、50名、大規模だと200名など同じ境遇の仲間がいます。

しかし、スタートアップだと新卒を採用しない企業も多く、新卒を採用しても1名だけだったり、多くても3名だったり、中途社員が中心で年齢層が近い人が少数だったりします。

そこで横の繋がりを作って、お互いシナジーを生み出すきっかけになればという思いで、株式会社YOUTRUSTが中心となり、全5社の20,21卒のメンバーで企画から当日の運営まで行いました。
https://startup-shinsotsu22.studio.site


弊社も協賛させていただき、とても素敵な空間に立ち会うことができました。
(私は当日だけほんのちょっとだけお手伝いをしただけなので、当日までたくさん準備をしてくださったメンバーに大感謝ですmm)

当日は100名以上の新入社員の方々が、業界も業種も異なる会社から参加してくださいました。
ファーストキャリアをスタートアップという、不確実性の高い環境に飛び込む人たちがこんなに集まるなんて時代も変わったな、と思いました。

と同時に、これからの社会を担っていく若い世代がチャレンジしていることを目の当たりにして、これからのスタートアップ界隈がたのしみになりました!

3 これから広がり続けるスタートアップの可能性 

新年度前後で、社外のスタートアップで活躍する人たちと関わる機会が増え、私が新卒で弊社に入社した時とかなりスタートアップに対する社会からの評価であったり、価値観の変化を感じた。

日本のスタートアップが社会に与えている影響の実績として、ユニコーン(企業価値10億ドル超の非上場企業)を創出しているが、そのスピードは、米国のみならず中国やインドにも及ばず、世界との差が開いている状況。(出典:経済産業政策局『事務局説明資料(スタートアップについて)』

経団連は「5年後の目標:10X10Xの世界へ」という目標を新たに設定し、実現に向けて、「5年後に起こすべき7つの変化」を生み出そうとしている。(出典:一般社団法人 日本経済団体連合会『スタートアップ躍進ビジョン~10X10Xを目指して~』

いづれも欠かすことができない目標だけど、政府機関からの働きかけはもちろん、今回紹介したボトムアップの活動を行う人がいることでさらにシナジーを生み出していくことができるのではないかと思った。

個人的には、社会人1,2年目は目の前の仕事に追われてしまっており、閉鎖的だったので、これからは社外の人たちとの関わりを増やしながら、社内に留まらず色んなことをやっていく!と決心。

もしこの記事を読んで、スタートアップに対してワクワクしてくれる一人でもいたらうれしいです😊

(〜余談〜)
超個人的には本業のCSとして、LTV向上に向けてお客様の満足度を高めていくことに注力していきたいなと。
ロイヤルカスタマーという名のファンを作っていきたい。

お客様にサービスを利用し続けていただけるようなプロダクトのアップデートはもちろん、類似プロダクトが世の中に複数ある中で、自社のサービスを使い続ける付加価値を届けたい想いが強くなってきた。

先日ITコンサルを経営してる知り合いとお話ししたときに、3年後とかにセミナーとか登壇きてそう、と言われたけど3年じゃなくて来年とかに実現できるスピード感を持って実現していきたいなと思った、そんな新年度。

#スタートアップ #コミュニティ #新年度

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