原価管理の深化①

原価管理は実に奥が深い。まだその入口に立ったばかりだけど、一歩進めると、壁にぶつかり、半歩下がるようなことを繰り返しいる。

今まで会社全体の粗利益しか管理できていなかったのが、昨年度は事業部別の粗利益を出すまで進捗し、来年度までに製品毎の粗利益を出す体制を構築しようとしています。システム会社の支援を受けながら、少しずつ進捗している感じ。

私は日商簿記2級を持っていますが、そこで勉強したことと実際の原価管理の配賦は違う。数量法や時間法をそれぞれの科目で使い分けたり、両方使いながら、適切な配賦ができるように格闘しています。簿記の試験では一定のルールに従って配賦し、答えを出すことが求められましたが、実務ではルールを作ることが求められる。それが本当に難しい。

今日もデモの数値を作るのに悪戦苦闘した始末で、まだまだ勉強不足や原価管理に対する理解不足を感じています。理解しているつもり、できるつもりでいても、全然力が及んでいない。

出来上がったものを分析することや評論することと、作り上げることの大きな違いを事業会社で全身で実感。
6月までには正式稼働できることが今の目標。原価管理の深化、見える化を進めることで、適切な意思決定をできる経営にします。
次は数量法で製品毎の重みを決める作業になりそうです。

半歩でも進んでいることをポジティブに考え、原価管理の深化を進めます。

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