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あやかりたい、蚊帳つりたい!

誰かにインタビューしてそれを書き起こすという作業は、とても難しい。喋り言葉は、本人が順序立てて話しているつもりでも、たいていアッチコッチに飛んでいる。そのまま書き起こすと散漫で読めないのだ。
そこで、順序を入れ替えたり、言葉を補ったり削ったり、あるいはまわりくどい内容は要約したりする。そうするとグッと読みやすくなる。
ところが、あまりにそれをやりすぎると、語った本人のキャラクターが薄まってしまう。時に、文章を整理した人の考えが入り込んでしまうのだ。

ほどよく整理して、ほどよくテキトーに。その塩梅が難しい。
ハッキリ言って、私は苦手なのだ。
これは10人の作家がインタビューされたものの書き起こし本。インタビュアー、ライター、編集者が書き起こしのツボをうまくコントロールしているんじゃないだろうか?

ちなみに、私が最初に出てくるのはたんに年齢順。あまり気にしないでいただきたい。私をトバして、気になる作家さんの所をお読みください。
本屋さんも、この本を核にいろんな関連本のフェアをやっているようで、三省堂書店神保町本店では…

紀伊國屋書店新宿本店では…

どちらも、私の本を混ぜてくれてるのがとても嬉しい!
さすが「オールナイトニッポン」のブランド力。『深解釈オールナイトニッポン』は発売即重版とのこと。凄い! ああ、うらやましい。あやかりたい、蚊帳つりたい!
こうなると私の本はコバンザメ作戦でいくしかないわけで、どうぞこちらもついでによろしくお願いします!


お読みいただき、ありがとうございます。本にまとまらないアレコレを書いています。サポートしていただければ励みになるし、たぶん調子に乗って色々書くと思います! よろしくお願いします。