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タイパの実例「国会話法の正体」

新著「国会話法の正体」はタイパ対応本だ!
……と、この前のコラムで書きました。すると、版元の柏書房がその実例をUPしてくれました。
同じこのnote内に柏書房のWebマガジンがあるのですが、そこにこの本の「第一章・1 逃げ道用意型」をまるっとそのまま載せています。太っ腹ですねえ。

この「最初のページの図」と「最後のページのホンネ翻訳表」を見るだけで「あ、そういうことね」とわかります。カンタンですね。
もちろん、なぜそうなるのかについて考察している間の文章も読んでもらいたいのですけど。

本はこんな感じで、「2 謝罪偽装型」「3 とすれば型」……などと続いていきます。目次はこうなっています。

第一章 国会話法の構文解析
1 逃げ道用意型 「記憶にございません」~キング・オブ・ごまかし
2 謝罪偽装型「遺憾である」~はたして謝っているのか?
3 とすれば型「誤解を招いたとすればお詫び申し上げたい」~「事実」を 
 「仮定」に
4 門前払い型1「批判はあたらない」~拒絶のトライアングル
5 門前払い型2「仮定の話にはお答えできない」~それでは未来は語れな
 い
6 門前払い型3「詳細は承知していない」~承知しなさい!
7 勝手に控える型 「お答えを差し控えさせていただく」~控えなくてよい
8 あたり前型「丁寧に説明していきたい」~何も言わない、しない
9 ポエム型「政治とは結果責任」~理屈がないとポエムになる

そしてこのあと、第二章、第三章、さらに巻末付録・・・と続きます。
ご興味あれば、ぜひ!


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