見出し画像

音を楽しんだ日 SEKAI NO OWARI ZEPP TOUR 2023「Terminal」

2023年10月10日火曜日。私は約10年ぶりにZepp Fukuokaにいた。
題名の通り、SEKAI NO OWARI(以下セカオワ)のライブに参戦するために。

以下、今回のツアーのセットリストに大きく触れています。参戦前でもし読んでいる方、ネタバレしたくない方は読まないことをおすすめします。

2018 INSOMNIA TRAIN
2021 BLUE PLANET ORCHESTRA
2022 DuGaraDiDu

セカオワは他のアーティストとは異なり、ライブ中の写真撮影を許可している。

しかし、今回の会場はZepp。当然カメラの持ち込みは不可。
そう!今回は!セカオワの音楽を楽しむための空間!!

今回は私にとって、声出しが解禁になってから初めてのライブだった。

整理番号は最初に呼ばれるブロック。一緒に参戦した妹とそれはそれは大いに喜んだ。
会場入りすると、見事にSaoriちゃん側の最前列が取れた。もうこの時点で幸せの供給が凄まじく、「もうこれ以上望むものはない!目の前にFukaseさんがきたら、絶対崩れ落ちる!」と本気で思っていた。
そしてそれはまさかの現実となった。

ライブスタート。今回のツアータイトルにちなんでか1曲目は「ムーンライトステーション」だった。

マスクなしで、ジャンプできて腕を上げられるなんて最高!この時点で泣きそうだった。

そして次は「虹色の戦争」。
この曲はFukaseさんの煽りにより、会場一体となって歌う箇所がある。
コロナ禍により、声を出せなかったけれど今回はー

Fukaseさん「歌える?」

4年ぶりにずっとずっと待ち望んでいた瞬間がやってきた。

「青色の空に神様が来て願いを1つ叶えるなら
花や虫は何を願うのだろう」

ー私は腕を上げてこれまで出せなかった分思いっきり歌った。この時点で大号泣だった。

ライブは進んでいき、タオルを振り回す曲「Fight Music」でまさかのことが起きた。
記憶違いでなければ確か2番でFukaseさんが目の前にやってきて、私が振り回していたタオルを回収した。

Fukaseさん、私が振り回していたタオルを回収した。

最初まったく何が起きていたのか、わかっていなかった。そして理解した瞬間、崩れ落ちた。心としては「笑」をつけたいところである。
覚えているのは、「タオルがなくなっちゃった!」等という自分と、妹に頭ポンポンされたことと、私のタオルを肩にかけて歌うFukaseさんだった。

タオルを返される時、目の前で目をしっかりみて「ありがとう!」と言われた。もうパニックである。Fukaseさんの人生の視界にゼロ距離で私が入る日が来るとは、微塵も思っていなかった。

そんなこんなで、ライブは進んでいき対角線上にいたNakajinも目の前に来てくれて、ギターを奏でてくれた。中島サウンドを目の前で堪能しまくった。感無量。

うろ覚えだが、おそらくsilentで楽器を手に持ち演奏するDJ Loveさんがそれはそれは可愛くて仕方なかった。

MCではSaoriさんのツアー思い出振り返りがあった。「このツアー参加した人ー?」と言って参戦した人たちがそのツアーのタオルをあげる。
セカオワとの距離が近い分、いろんなやりとりが聞けて楽しかった!

Saoriさんが「とあるツアーくらいから、タオルにSEKAI NO OWARIって書くのはあんまりねーってなったんですよね〜」と言っていたので、私は思わず「今回書いているのかな?」とボソッと言いながら、タオルを確認していると、Fukaseさんが「今回は書いているよ!」と笑いながら、こちらを見ながら反応してくれた。またもやFukaseさんの人生の視界に〜(以下略)

公演本編が終わり、メンバーが掃けた時、会場にいた誰かが言った。

「せーの!!」

セカオワのライブではアンコールでとある曲を会場の観客全体で歌う。コロナ禍では拍手だったけれど、この曲をまた歌える日が来て感動した。

「Welcome to the "STARLIGHT PARADE"
星が降る眠れいない夜に
もう一度連れて行ってあの世界へ」

「スターライトパレード」は私がセカオワを知って好きになった曲。メロディがとても好きな曲だ。ぜひ聴いてみてほしい。

何度か歌った後、セカオワはもう一度出てきてくれた。アンコールも終わり、本当に終わっちゃうなと思いながら目の前を通っていくメンバーを見ていた。ここで我にかえり、10月13日に誕生日を迎えるFukaseさんに思い切って「お誕生日おめでとうございます!」と伝えた。

そしたらまたもやFukaseさん「ありがとう!」と言ってくれた。思い出補正がだいぶかかっているが、おそらく手も振ってくれていたと思う。

音楽も楽しみ、メンバーとの交流も楽しみ、それはそれは楽しすぎるライブだった。
競争率は高いだろうけど、こういうライブをまたやってほしいと思う。
まずは、残り数公演のこのツアーをメンバーも参戦するファンの方も怪我なく、病気に罹ることもなく、楽しんでほしいと心から思う。

そして、来年から始まるツアーも楽しい空間になりますように。
願望をここに書きます。

宮城初日、福岡両日、神奈川オーラス

せめてこの3公演は当たれー!!当たる!

余談ですが、このダイジェストがとっても好きです。

またセカオワに会えますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?