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自分と向き合うこと

私は昔から自分が嫌いだった。
鏡を見たくないほど外見も嫌いだったし、中身も嫌い。
だから、心が病んだときに認知行動療法するのも自分と向き合うことが、嫌な自分を見せつけられるようで恥ずかしかった。

すべては私が生きているから、世界の不幸な状況が起こると思っていた。
どうして素晴らしい人が不幸にも命を落とし、私が生きているのかと悲しくて泣いたこともたくさんあったし、生きているのが嫌で消えたかった。
とにかく悲劇のヒロイン。私が主役。

それを過ぎると、私を傷つけるすべてが悪いと責めに責めまくった。
ずっと誰かの特別になりたくて、誰かの一番になりたかった。
否定されたり指摘されることを何より嫌い、私の想いに反することが起こると途端に不機嫌になる。

大人になり、自分が傷ついて相手を責めるのは、実は自分が自分を大切にしているからだと何かで知ったときは衝撃だった。

なんと恐ろしい…
私は私が大好きであると認識することから、目を背けていただけだった。
そう、何が起こっても主語がすべて「私は~」だったのだ。ガーン。
私が思っていた「私」は傷つきやすくて人に優しく、情にもろい協調性のある人間だと思っていた…。

ヨガに惹きつけられた一番の魅力はママでもなく、妻でもなく、娘でもなく、パートで働く従業員でもなく、誰かの友達でもない「個」としての自分でいられるからなのだ。

オーノー。
私はどれだけ自己中心で自我が強いのか…

じゃあ、自分の思っていたのと違っていた「本当の私」とは?
そして、「本当の幸せとは?」
そんな事考えてもなかった。

ヨガの勉強を始めた時は、自分と向き合わなければならないとは思ってなかった。
教えに基づき、自分はどんな人間なのか、まざまざと目の前に出てくる。

でも、これが嫌じゃなかった!
そう、嫌じゃなかったのだ!!!!!!!!

ヨガってすごい。
否定がないのだ!!!!
スッと嫌いだった自分が出てきて、それをフムフムと眺める。
それをジャッジをすることをしない!!

新しい体験!もっと自分を引き出したくなる感覚?
気付きも学ぶ事も多い。

今年40歳になるので、物覚えがとにかく悪くてビックリだけど、ここ数ヶ月で生活も考え方も変わっているのが分かる。

一生かかるけど、学びは続けたいなと思ったので、本日の記録。

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