#49 2回戦【後半】

前半が終わり、ハーフタイム。
何とか後半に流れを変えたい母校は円陣を組み
気合いを入れ、グランドに飛び出していった。
しかし、後半も大工大の猛攻は衰えず。
後半5分、母校のミスキックを相手ウィングが蹴り返した。そのボールを大工大の主将であるフルバックがキャッチし、そのままタックルに来た母校バックスを引きずりながらトライ。
この大工大主将の気迫溢れるトライでさらに
勢いづいた。
後半14分には、今大会最注目選手の1人センター元木選手(後の日本代表として大活躍)が豪快に縦に突っ込み、ポイント。
そこから速い球出しで、スタンドオフが走り抜けトライ。フォワードとバックスが一体となった攻撃で母校を突き放した。
前半から圧力を受け続けた母校フォワードの消耗が目立ち、大工大が圧倒。
終わってみれば後半5トライをあげ、3対45で敗戦。
どよめきと興奮が収まらない場内。
優勝候補筆頭の実力を思い知らされた一戦となった。
正面から全力でぶつかった母校にも、健闘を讃える拍手は止まなかった。

続く…

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