#335 聖地

昼食はマリストクラブ内のクラブハウスで食べた。主食がポテトフライだった。マックなどで出てくる細いタイプではなく、一回り位太いタイプのものだった。
ポテトフライは僕の好物の一つだったので、かなり嬉しかった。
味付けが丁度良く、素材を活かす素朴な料理はとても美味しかった。
初日の午後は練習ではなく、ラグビーの試合観戦だった。
オークランドコルツ対オーストラリアコルツという若手同士の対戦だった。
オークランドコルツはニュージーランド代表の予備軍でオーストラリアコルツはオーストラリア代表の予備軍となる選手がたくさん出ていた。
会場はなんと、第1回ラグビーワールドカップ決勝の舞台にもなったイーデンパークだった。
イデーンパークはラグビー専用のラグビー場である。
そんな会場でラグビーを観れる喜びでワクワクしていた。
会場に着くと、このツアーの特典としてグランドに降りてグランドを歩くことができた。
ラグビーワールドカップを始めとする歴史的な試合が数多く行われてきた舞台を他のツアーメンバーと喚声をあげながら歩いた。ガイドの方に説明を受けながら、グランドを一周し、グランドから見上げる観客席の見える景色を目の当たりにし、胸が熱くなった。
グランド見学が終わると、観客席へと向かった。
席に着いてから、売店でビールを買いに行った。
ビールと共に山盛りのポテトフライを買った。
驚く位の山盛りで60円と言う安さに驚かされた。
午後の試合観戦は試合を通して、ラグビーを知る勉強を兼ねた観戦であることが主催者から参加メンバーに伝えられた。
とは言え、ビールにポテトフライを手に初めて観る外国人同士の試合。
試合開始前から胸の高鳴りが止まらなかった。
ラグビー王国ニュージーランドの一つの州の若手による代表チームとラグビー強国オーストラリアの若手による試合。見応えのある試合だった。
お互い世界でも有数の代表チームの座を目指して戦う激闘となった。
高いレベルの激しい試合見応えごあった。
続く…

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