#323 大会出場

所属ラグビーサークルが関東大学サークルのセブンズ大会に出場した。
いわゆる7人制ラグビーの大会。一日で各チーム数試合行い、優勝を決める。
葛西臨海公園内にある臨海球技場で行われた。
前年度の所属リーグの上位チームがエントリーできる様だった。
僕の所属チームが前年度、所属リーグで優勝した為、参加が叶った。
まずは3チーム毎に分けられた予選リーグで総当たり戦を行い、その順位に応じて決勝トーナメントへと進む。1位~3位までのトーナメントがある。
僕らの予選リーグは中央大学と帝京大学のチームと同じ予選リーグだった。
1試合目は中央大学のチームで僕は残念ながら出番がなかった。
初戦は接戦の末、なんとか勝利。続く2戦目帝京大学のチームとの試合で僕は先発出場した。僕のプレースタイルからしてセブンズは得意としていた。
高いレベルで行われるセブンズはバックスの選手がフォワードに入ることも結構あり、走力とスピードとハンドリング技術が重要であった。
15人でやる同じ広さのグランドで7人で行うので、一人当たりの走れるスペースも広くなり、当然ディフェンスしなければならないエリアも広がる。
僕は高校時代はあまり多くやる機会はなかったが、練習で行われた時はたくさんのトライを取っていた。
セブンズはフォワード3人でバックス4人で行う。
僕はボールをなるべく多く貰えるようにとスタンドオフの位置に入った。
スクラムから出たボールを直接貰うポジションだ。
自陣22メートルより少し後方のマイボールのスクラムから出たボールを
受けた僕はキックを蹴ると見せかけてから、相手ディフェンスの一瞬の隙を見逃さず、そのまま独走しトライを決めた。
そのトライでチームは勢いにのり、トライを重ねた。
2戦目は危なげなく快勝。予選リーグ1位通過で1位トーナメントへ進出。
各予選リーグの1位チームで行うトーナメントだ。
僕の所属チームの決勝トーナメント1回戦は学生クラブラグビーの強豪くるみクラブだった。くるみクラブは中央母体としており、たくさんの大学から選手が集まっており、合宿所も持っていた。
週に数回、陸上トラックを走るトレーニングも行っているという本格的に活動しているチームだった。
続く…

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