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【番外その31 溢れ出した思い】

高校、大学、社会人と30年近く続けたラグビー。その締めくくりとも言えるラグビースクールコーチ。5年間毎週末携わった。最終年、3年間担当した子供達が中学へ進むのを送り出し、ラグビースクールコーチに終止符を打った。次の新しい学年の担当オファーは来ていたが、断り退任。
僕の仲ではやりきった感があり、ラグビーからの卒業と捉えた。
大学卒業後、初めてラグビーと関わらない週末。
これまでとは違う時間の流れ方に新鮮さを感じながら過ごした。
その時、漠然とながら思いついたことがある。
ラグビースクールで子供達と向き合い、得た経験や思いを形に残したい。
実体験をフィクションという形にして、世に出そう。
たくさんの子供達に頑張る事、継続する事の大切さを伝える小説。
小学生ラグビーの全国大会一次予選で見たあの景色とその景色を見る事に繋がった思いや経験をベースに書くことで、不特定多数の子供達へ発信できる。それもある意味コーチングの一つではないだろうかと考えた。
その思いが僕が小説を書こうと言う思いに至った経緯である。
続く…

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