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HSP気質な私が「心ない言葉」に打ち勝つ方法

「どうして、そんな言い方するの…」
グサっと胸に突き刺さる悲しみと悔しさと、少しの怒りを伴うような感情を久しぶりに味わった。

「もう少しマシな仕事出来ないの?」
「いつになったら成長するの?」
「ねぇ、もっと周りのこと見れない?」

ヤリのように飛んでくる言葉は大抵、ド正論なのだ。
だからこそ自分の胸に深く突き刺さる。

このとき、HSP気質な私が抱く感情はとても複雑だ。

「その通りだな…」自分に対する、悔しさ
「自分って全然ダメだな」湧き上がる、絶望感
「でも、そんな言い方しなくていいやん」相手に対する、悲しみと怒り

そして、自分に非があるのに相手に怒りを感じてしまう…
そんな自分に対する、自己嫌悪

それらがグチャグチャに混ざり、
「……っ。」と声にならない言葉と涙が込み上げてくるんだよね。


ここで前提として、どんなに正論だとしても、相手の気持ちを考えずに言葉を発することは良くない。

「もう少しマシな仕事出来ないの?」なんて誰もが言われて傷つく言葉を使わなくても、
▶︎「この仕事の改善策はわかるかな?」
▶︎「これから頑張って良くしていこうね」
▶︎「申し訳ないけれど、見直してもらえるかな?」
いくらでも言い換えて伝えられるよね。

「そんな言葉では足りないくらいムカついてたのでは…?」とも考えてしまいそうだが、記憶を振り返ってみてほしい。ヤリのような言葉を投げてくるのは、いつだって「同じ人」だ。

逆に、たとえ強い言葉だとしても、そこに相手からの愛や思いやりを感じて、受け入れられた経験もあるはず。
人一倍に繊細だからこそ、その差も透けて見えるんだよね。


こうして「心無い言葉」を深掘りをしていくと、その言葉は「2つの層」に分かれているように感じる。

表に見える層は、「自分に対する攻撃」
私たちは、いつもこれに大ダメージを受けて弱ってしまう。

一方で、その内側の層には「事実を伝えてくれる言葉」が隠れているのだ。


先程から例に使っている「もう少しマシな仕事出来ないの?」という言葉

表は「お前仕事出来なさすぎるんだよ、バーカ」なんて悪口をグサっと刺してくる層だ。

一方で、中に隠れているのは、
「もっと改善できることがある」「より努力して向上させないといけない」という事実。

だとしたら、私たちが向き合うべきなのは本質である内側の層、「事実を伝えてくれる言葉」なのではないだろうか?


まるで、「オブラートに包む」の逆現象

「心無い言葉」の表層は、受け取らずに「黙れや☺️」とザツに剥きとっていこう。
そして、その中にある「事実を伝えてくれる言葉」と真摯に向き合い、自分の成長に繋げていこう。


HSP気質だからって、心無い言葉に負けたくなんかない。

その言葉で、「屈するどころか成長してやる」


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