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Arts United Fund(AUF)
2021年3月30日 10:12
榎園歩希さんの作品には抽象的な記号のような、微生物のようなイメージが繰り返し登場する。静かで心が落ち着くと同時に懐かしい風景のようにも見えてくる。数字に色や性別を感じ、共感覚を備えていた子どもの頃を思い出す作品なのだが、その原点にドイツで受けたシュタイナー教育があると知り納得した。東京を離れて、大分県に移住されたばかりの榎園さんにご自身の活動をお話しいただいた。取材・文=水田紗弥子(キュレーター