30分で理解するGit【実践編】
今回は実践編ということで、実際に使用する際のコマンドを使いながら説明をしていきます。ここでは基本的な部分を説明し、個人利用ができるようになることが目標です。チームでの連携に関しては個別に学んでいただければと思います。あくまで本ブログでは、応用が楽になるための基礎作りが目的です。
作業環境
gitは基本的にコマンドラインで操作します。そのため、LinuxやmacOSなどのUnix系OSだとコマンド一つでインストールできるため楽です。逆にwindowsだとコマンドで動かす環境作成は面倒なので、Unix系のOSを推奨します。windowsの場合はTortoiseGitなどのGUIで動かすソフトウェアを使うと楽でしょう。本ブログではUbuntu OSを想定しています。(mac osでも可)ちょっと待てコマンドラインはよくわからないよと言う人はコメントを頂ければ最速でコマンドラインを使えるようになるための解説記事を書きますのでよろしくおねがいします。
Gitのインストール
デフォルトで入っている場合が多いですが、以下のコマンドでインストールできます。
sudo apt install git
リモートリポジトリを自分のPCにコピーする
Github上には様々な人がプログラムを公開しています。これらのリポジトリを自分のPCにコピーしたい場合はgit cloneコマンドを使ってコピーします。git cloneコマンドの後ろにコピーしたいリモートリポジトリのURLを指定して実行すると現在の作業ディレクトリにリポジトリがコピーされます。
git clone [リモートリポジトリのURL]
Gitを使う具体的な手順(リポジトリ作成からプッシュまで)
gitで特定のプロジェクトを管理するときにまず最初にする手順は以下の6つの手順を踏みます。2回目以後は2,3と6の手順を繰り返します。
1.ローカルリポジトリ作成(git init)
まずは自分のPC上でローカルリポジトリを作成します。手順としてはcdコマンドでgitで管理したいフォルダに移動し(ここではgitdirフォルダ)、git initコマンドを実行することでリポジトリが作成されます。
cd gitdir
git init
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