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アラフォーと子宮筋腫手術④入院時あって良かったもの、要らなかったもの

 6泊7日で子宮筋腫核出開腹手術をしました。そんなわたくしが、入院生活で便利だったもの、あったほうが良かったもの、これは要らなかったなと思うものを挙げていきます。

※当方プチ潔癖で神経質タイプです
※箱ティッシュ、腹帯、生理用品、バスタオル、シャンプー&コンディショナー、かかとのある脱ぎ履きのしやすい靴、羽織るものなど、病院からもらう入院の手引きにも記載があるようなマストで必要なものは省いています。


あって良かったもの

置き時計

 これは絶対にあったほうがいいです。病棟は季節感も時間間隔も失わせる場所なのに、時間どおりに行動する必要があります。おまけに開腹手術後は何時に何mlのお小水が出たかを書き記さなければいけないので、いちいちスマホを見るという煩わしさもありませんでした。
 100円ショップにも売ってます。わたしは330円で買いました。ボタンを押したら文字盤が光る「ライト付き」も便利でした。
 秒針がカチカチ動くタイプではなく、絶えず動いているほうが精神的にはいいかも。痛みを抱えながら過ごす病室は本当に時が経つのが遅いので、絶えず動いている秒針を見ていたら「時間は絶えず進んでいるんだな」と思えて気がラクになりました。カチカチタイプじゃないから、音がうるさくなかったのも良かったです。

赤ちゃんのおしりふき・拭き取り化粧水シート

 よく夜中に汗をかいたので、それを拭くのに助かりました。赤ちゃんのおしりに使える、すなわちお肌にも優しいため、お下を拭くのも可能ですし、洗顔ができないときもこれで拭くとさっぱりします。ボディシートよりもオールマイティに使用できると思いました。
 あと持っていけば良かったのは拭き取り化粧水シート。開腹手術をするとお腹が曲げられなかったり点滴が挿さっていたりと洗顔が難しいので、肌荒れがすごかったです。あと鼻のあぶらってあんなにクサいのか……と知りました。ズボラボシリーズや無印良品のふき取り化粧水が便利そうです。

テーブルフックorかもいフック

 わたしはS字フックを持っていったのですが、ベッドの柵を下に下ろしたり、ベッドの背もたれを上げていたのもあって、S字フックをかけられる場所が意外とありませんでした。床頭台の引き出しテーブルに、タオルと洗顔ネットをかけておくためのテーブルフックもしくはかもいフックがあればなあと思いました。
 でも病室によってはS字フックが便利なところもあるかも。とはいえはずれにくい系のものにすると看護師さんのお仕事を増やしてしまうことがあるので、S字フックを持ち込むならば大きくて深めのものだといいかもしれません。

耳栓

 これは本当にあって良かった!! 同じ病室の人が強烈いびきーずだったり、わたしはベッドが扉の目の前だったこともあって、これがあったおかげで眠れたところも多々あります。loop Quietはしっかり他人のいびきを消してくれました。いま見たらわたしが買った頃よりリニューアルして、だいぶ値上がりしてました。

3m以上のスマホ充電ケーブル

 自由に使えるコンセントが壁に4つありました。延長コードを使うのは憚られる雰囲気があったので、長いケーブルがあって良かったです。

スパバッグ

 これは持っていけば良かったなと後悔したもの。洗面用品やシャンプーとリンスといった水場で使うものをまとめておけるともっと病室がすっきりしたし、点滴しながら洗面所に行くのにももたつかなかっただろうな……。

B6サイズくらいの小物入れ

 わたしはお菓子の入っていた箱を持っていったのですが、これがほんと大活躍でした。鏡やメガネ、ブラシ、目薬といったすぐ使いたいこまごまとしたものを枕元に置いておくのにとても重宝しました。
 なぜB6サイズかというと、ベッドの柵から落ちない&ぎりぎりベッドにあっても邪魔にならない絶妙なサイズだからです。2個くらいあるとワゴンとかにも置けていいかも。

粘着ローラー

 立ち上がってベッドを見ると、思いのほか髪の毛が抜けています。そんなときにチャッとお掃除できるので、潔癖気味の人におすすめです。衣類用でじゅうぶんです。

水のいらないシャンプー

 Twitterの「風呂キャンセル界隈」で話題だった無印良品の商品。わたしは5日間お風呂に入れなかったので、本当に助けられました。どうしても髪の毛はベタついてしまうけど、かなり抑えられたんじゃないかなあ。いい香りなのでそれも気持ちを和らげてくれました。

ペットボトル用ストローキャップ

 身体を倒している際に水を飲むのに便利です。ほんと入院中は水分をしっかり取ることが健康への第一歩なので、いつでもチャッと飲めるといいですね。開腹手術をすると咳やくしゃみが命取りになるので、すぐに喉を潤すためにもあるといいかなと思いました。

ハンドクリーム

 病院にあるソープやアルコールは殺菌力がとても高いので、手がものすごく荒れます。こまめに保湿しておけて助かりました。

折りたたみ鏡

 直径6cmくらいの小さい鏡は持っていったのですが、顔が見えるくらいのサイズがあると良かったなと思いました。ちょっと髪の毛を整えたりするのに必要でした。

ゆるめの綿ショーツ&肌着

 入院中は「ダサい」とか言ってられません。ファッション性より機能性重視! 肌着はお肌にいいものを選ぶ人も、ショーツはそうじゃないパターンが多いと思うので、股上深めでワンサイズ上の綿素材がおすすめです。ラクですし、ニオイも軽減されるのではないかと思います。しまむら大活躍でした。

一度も使わなかったもの

入院中の靴下

 お腹を切られているので、靴下なんて履けませんでした。病棟は適温がキープされているから、冬でも裸足でなんとかなるんじゃないかなあ……。

除菌ティッシュ

 しょっちゅう手を洗うし、ベッドにひとつアルコールがあるし、ちょっと手を拭くのは赤ちゃんのおしりふきを使ったので要らなかったです。

液体スプレータイプの消臭剤

 清潔にしなければいけないので、消臭剤を使うレベルのものは洗濯に出さなくてはいけませんでした。

おわりに

 バスタオルは入浴時だけでなく腰に敷いたりなど汎用性が高いので、2枚ほど持っていくと便利だと思います。わたしは病院の枕が高すぎて、バスタオルを畳んで枕代わりにしていました。
 あと病室は簡素なので、お気に入りのアイテムで囲まれているとちょっと精神的に落ち着くと思います。皆さんが快適な入院ライフを送れるようお祈りしております!

最後までお読みいただきありがとうございます。