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Earth Day: Answering the million dollar question ~ 環境のために私たちができること

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本文は筆者がEarth Dayである2021年4月22日に英語で執筆したエッセイDeepLで機械翻訳し、加筆修正したものです。

4月22日のEarth Dayは、環境保護活動の功績を称えるとともに、長期的な持続可能性への取り組みに対する意識を高める日です。最近、Climate TechとClimate Fintechに関するプロジェクトに取り組んでおり(近いうちにこれらに関する記事を追加します!)、今年のEarth Dayでは、環境のために実際に何ができるかを考えてみました。

デジタル社会で自然への影響を感じることの難しさ

SNSが普及している現社会では、Earth Dayを祝うこととしてインスタに自然の写真を投稿したり、地球温暖化に対してツイートすることになりがちです。この記事の意図としてはSNSを攻撃したり、そうすることに罪悪感を感じさせたりすることではなく(実際に私も投稿してます…)、私たちを取り巻く自然とのつながりをSNSの投稿で満足してしまう、又は自然を身近に感じることが毎日の生活で難しくなっていることの皮肉さを指摘することにあります。

日頃から地球の生態系の一部であるにもかかわらず、自分の行動や決断が環境に影響を与えていることが認識しづらいことが多いかと思います。私もそうですが、自分の行動が本当に環境に影響をもたらすのかなど、個人の実際のインパクトを疑うことが多々あると思います。推測ですがその理由として、都市や郊外に住んでいると車や高層ビル、セメントの建物に囲まれる毎日なので、自然との距離を感じてしまうかもしれません。また、世界の盛大さに比べて自分がいかに小さく、取るに足らない存在であると思うこともあるかと思います。このように、リアルな自分の影響力を疑うのは、悲観的で無責任なことのように思われるかもしれませんが、ある意味私は合理的な考えだと思います。

とはいえ、私たち全員が「自分の行動は重要ではない」と考え続けていては状況は変わりませんし、そのような考え方が今日のような環境悪化の大きな原因のひとつになっているのかもしれません。では、どうすれば私たちの考え方や自然との関わり方を振り返り変えていくことができるのでしょうか。つまり、よりよい未来のために貢献していると確信するには、何が必要なのでしょうか。上記の質問を念頭に、次のセクションでは2つのポイントを説明したいと思います。

Point 1:Climate Fintechがもたらすもの

一点目としてClimate Fintechについて説明します。Climate Fintechは比較的新しい言葉で、特にテック業界や金融系スタートアップの間で徐々に注目を集めています。ネオバンクやチャレンジャーバンク(テクノロジーを駆使して、大手のメガバンクに対抗する中小金融機関です。特徴としては、物理的な支店を持たず、純粋にオンラインで運営されていることが多いです)が特に差別化を目的に、力を入れている分野です。

このようなエコフレンドリーな金融サービスとして、Aspirationがよく知られている例としてあります。主なサービスとして、環境に配慮した買い物に対してキャッシュバックされるデビットカードがあり、買い物ごとにカーボンフットプリントを換算して環境への影響を図ります。また、投資商品として化石燃料を使用していない、又はサステナブルな活動を行っている投資ファンドを提供しています。
Aspirationをまず例として挙げましたが、Carbon CollectiveやOpenInvest、Atmos Financialなど、サステナブルで環境に配慮した金融サービスが次々と登場しているのが現状です。このようにユーザーが社会的・環境的に責任ある活動を自らとっていくことを促進するUX ・UIを提供していく金融サービスが今後も増えていくことが予測されます。

とはいえ、これらのサービスが必ずしも素晴らしいものではないことを指摘しておきたいと思います。ものによっては「環境に配慮している」と謳いながら、実際には化石燃料を使用している企業がポートフォリオに含まれているなど、誤解を招くような心良いメッセージだけを発信していると批判されるものが実際にいます。このように、今後たくさんの金融サービスが登場していく中で、自分のお金がどこで・どのように使われているのかを知ることは、より一層ユーザーとして責任を持ってスクリーニングしていく必要があると推測できます。

Point 2:どこにお金が貯金されているのかを知っておきたい理由

ではこの記事の二点目として、なぜお金がどこで・どのように使われているかを知る必要があるのかについて着目したいと思います。

アメリカの金融市場を例としてまず説明します。アメリカで大手となるJPMorgan ChaseやBank of Americaなどのメガバンクに対抗する小規模なネオバンクやチャレンジャーバンクにとって、環境に配慮したサービス提供ができるのは、ビジネス面・またブランドの差別化としてとても重要な点となっています。銀行のビジネスモデルとして、顧客の普通預金口座のお金を集めより利益をもたらすプロジェクトに再投資をする仕組みなので、私たちが見えないところで普通預金のお金が投資資産として銀行に使われています。また銀行によって投資する基準やプロジェクトも決めれるので、Banking on Climate Chaos 2021という報告書によると、世界の数多くの大手銀行が、2016年から2020年までに3.8兆ドルを化石燃料に投入していたことが判明しました。2016年のParis Agreementで化石燃料への投資を削減することに金融機関として同意があったにも関わらず、数多くの大手金融機関が持続的に投資をしていたのです。中でもJPMorgan Chaseは最も貢献度の高い銀行として挙げられていました(2020年に513億ドル)。
私自身もJP MorganChaseの口座を持っているので、報告書を読んだ際に、見えないところで勝手に自分のお金が気に食わない使われ方をしているのは不快に感じました。今までどの金融会社に口座があるかなど意識したことはあまりなかったのですが、この機会をえて、自分の生活と信念にマッチした所に口座を持つべきだと改めて思いました。私個人的ではありますが、普段からできるだけ環境を意識した生活を送ろうとしているものの、勝手に銀行口座から環境破壊をするプロジェクトに投資がされているのは辻褄が合わないと思い始めました。Oil Change Internationalのシニアリサーチアナリストであるローン・ストックマン氏が述べるように、「私たちの未来は、お金が流れるところにある。」

改めて、ストックマン氏の言葉はごもっともだなと思います。同じものに投資をし続ける限りこの世の中は変わりませんし、資金の仕分けによって発展・開発のスピードも大きく影響されます。環境保護・改善活動への資金が増えない限り地球温暖化対策として必要な開発に間に合わない恐れも予測できます。

おわりに

私たちの生活がより便利にデジタル化されていく中で、ものの接点を感じる機会が大胆に減ってきたかと思います。ここで言いたいのは、金融アプリを触っている限り、瞬時に口座残高が確認できたり、ワンタップで振り込みができるなど、裏で行われている銀行側の取引が一切見えません。このように全体のプロセスが見えない中、自分がどのようなものに貢献しているのかがわからなくなりがちです。この現象は、環境問題にも通じると思います。カリフォルニアに住んでいる限り、北欧の海で石油が流出していることに気づかないかもしれませんが、だからと言ってそれが起こらなかったわけではありませんし、その過程で私のお金が使われたことが否定できるわけでもありません。少量でも、どこにお金をためているのか再度振り返ってみる価値はあるかもしれません。


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Dentsu Innovation Studio Product Manager|San Franciscoベース|ソフトウェア開発・米国テック・デザイン心理|English: sayakarae.medium.com