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海外協力隊活動日誌🇩🇴256日目「理科実験の未来」

今日は不満爆発しそうだったのを、
ひたすらメモに書いて押し殺していた1日。

さっそく振り返る。

1コマは教育実践3ですが授業はなく、
来週の火曜日の午後の小学校で使いたいイラストの準備をしました。

「これは、何エネルギー?」の確認に使うイラスト

正直、デジタルも大事だけれど、私はこういうのは結構アナログな感じも好きです。

90分で作り上げたとは思えない出来栄え🥰
色鉛筆を買いたい!ってなりました。

朝ごはんを食べて問題の2コマ目へ!

化学実験学で、各グループが化学実験を持ち寄って、演示実験していくっていう活動を前回からしています。

今回は前週にできなかった3グループが実験。

前回、酷すぎてカウンターパートに愚痴りに行った授業。今回も嫌な予感しかしなかったので、今回はメモをとりながら受講。

気になったところ全部指摘しようって思って。

初っ端から。

机の上の汚さ
濾過できているのだろうか
笑うしか無い


①濾紙をそのままロートに被せて液体をそそぐ
→?!え、濾紙は折り畳んで、開いて、純粋で湿らせてロートに濾紙を貼り付けてから入れるんよ!
→液体を移す時はゆっくり丁寧に溢れさせるなんてもってのほか!

にぎにぎ

②試験管を握る
→試液があったまってしまうと、実験結果に影響が出る可能性も。試験管の上部を持とうね!

まさかすぎた


③スポイトの頭で撹拌
→もはや笑いしかでない。え、この使い方いいんか???にぎにぎしてるとあったかくなるし、それに、器具を大事に使う観点でもやめた方がいいかと……。でもこれには明確な根拠はない。いいのかな?これはあっているのか?

もうきっと95%じゃない

④メスシリンダーに入れたアルコール(95%)を元のボトルに戻す
→水で洗ってたろ!水滴ごりごりに入ってるだろ!
一度出した試薬は戻さないが鉄則!酸化したり薄まったり問題になるぞ!

割れるぞ、本当に

⑤ガラス棒でガチャガチャ撹拌
→これは前回も思って、爆破した。ガラス棒では混ぜない。ガラス棒で混ぜたいときはゴムキャップをしてから。割れたりヒビが入ったりする恐れあり。ビーカーや試験管は脆いよ。せめてプラスチックのスプーンあるんだからそれ使えな!

使い方知らず

⑥6%食塩水が作れない、器具が使えない
→計算ができません。水100g(あえてgで表記しました)に対してお塩6g。これが分からないなんて、、、。そしてスケール使えないなんて……。メスフラスコって100ml測れるんよ。それも知らないだなんて……。

⑦氷で冷やした試液を手で握る
→あのさ、温度が大切なんだろ!だから冷やしたんよな!なんで触るん、上持とうよ!

⑧スポイトの液体ドバドバ入れる
→最初の実験のグループもだけど、駒込ピペット使ったら?変化観察なら一滴ずつ撹拌しながらが鉄則だし、定量ならちゃんと測って入れるべき。

⑨色の観察
→そのまま見るのではなく、白い紙をひいたり(場合によるけれど、黒でも可)おいたりして観察物を見やすくする。


と、まあ出てくる出てくる。
で、1番問題なのは学生じゃなくて、
これを見ているのに何も言わない先生が大問題だと思う!

けれど、これは私だけなのだろうか。

今はドミニカ共和国の公立学校に実験室があることは極めて少ない。

でも今後増えてきたらとしたらきっとこれでは困るだろう。

安全管理として。

でも今は現状使うことがほぼ無い。
だからそんなに詳しくやらなくてもいい?

実験って楽しいよね!
だけでオッケー?

もやもやした。
もやもやするのは私だけかもしれない。


お昼を食べてバレーボールの指導と笛係。
そのあとはダンスの練習(遺伝の授業はなかったので)。

帰って筋トレとラントレをして
ゆっくりまったり。

最近お家でスペイン語の勉強が全くできていないな。

明日は金曜日!
とりあえず乗り切ってだらだらの土日を過ごしたい。

明日も頑張る!

#さやか先生の活動日誌
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