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海外協力隊活動日誌🇩🇴74日目「働き方改革先進国」

今日の振り返り

今日は「卒業式🎓」
学校ではなく、Pabellón de la Fama del Deporte Dominicanoでやりました。

先生と学生たちは紫色の「ラバンダ」と呼ばれる
タスキみたいなのをして白いブラウスに黒いパンツでめちゃくちゃカッコよかったです💜🤍🖤
ラバンダ、欲しい!
声をかけた先生は本当に月曜日くれるのだろうか。
家にあるからあげるわ、これがどこまで本当なのだろうか。

大学からバスで移動。
ついてすぐに朝ごはん。
卒業式モードのちょっといい朝ごはん🍴
チョコラテ、ネグロ……
嘘だめちゃくちゃネグロじゃない!笑
ここでネグロ(negro)はsin azúcar 砂糖なしのはず。
とんでもなく甘くて美味しかったです。
クロワッサンの中には
バジルとクリームチーズが合わさったのが入っていて美味しかった!
アップルパイみたいに見えるのはポテトとチーズのキッシュみたいな感じ。
これは甘くなくて美味しい。いい朝ごはんでした。

朝ごはん

ドミニカ共和国の卒業式
「cosecha」収穫って言葉がたくさん飛んでいたから
きっと知識の収穫祭なのだろう。

日本と違うこと色々。この辺は後半の「働き方改革先進国」で。

卒業式の最初は先生の入場。
副学長やISUFODOSUのトップたちが入場。
サッカーの入場曲(ANTHEM)で入ってくるなんとも盛大な入場。
その後、同じ曲で卒業生も入場。ラバンダかっこいいよな。

入場

入場の後は国歌斉唱と校歌斉唱。
私も歌えるようになりたい。
国歌フルで初めて聴いたのだけれど、長い……。
歌の後は祝辞。
祝辞はこれからドミニカ共和国で教育者として先生になる人に向けて
すごくいいこと言っていたと思う。

祝辞

あなたたちの言動の1つ1つが子どもたちの未来の姿になる。
自覚を持って革新的、挑戦的な気持ちで常に学び続け、
子どもたちの自立を促す素敵な教員になってください。
これから私たちの仲間です。新しい先生たち。ようこそ!

祝辞の後は卒業証書授与。
名前を呼ばれて、
真ん中でキャンパスの代表とISUFODOSUの代表と記念撮影。
歩き方はモデルみたいだし、カメラへのポージグも流石すぎる。
全員やるのでここで2時間弱使いました。長い……。

証書授与

証書授与の後は答辞と宣誓。
いい先生になって欲しいと思いました。
ぜひ遅刻はせず、熱い思いをもって
子どもに全力で向き合ってもらいたいですね。
ふぁいと💪

宣誓

式の後は外で学生は写真撮影。
先生たちや学校関係者はホテルへ移動して昼食。
打ち上げ的な感じなのかと思いきや
長い話もなく、いただきますの神への挨拶をして
ごはん。

座る場所が地味に格差を物語っていて
毎回肩身が狭いです。
ここでは先生の権力がすごくて
デレクターやエンジニアさんは端の方に座ったり、
ごはんを取りに行くのが最後だったり、
先生らしいことまだできてないからな。

🍽️ドミニカ共和国のいいごはんスタイル🍽️
ホテルごはん美味しい

飲み物がピーニャコラーダで、
美味しすぎた。

最近考えるのは「専門は何?」って聞かれる時
今までは「うーん、強いていうなら生物?」と答えていたけれど
「Educación en ciencias naturales」。
教育学が専門だと思う。
どうやって教えるか、どうやって楽しく考えてもらうか、
どんなこと身につけさせたいか、明確な意思をもって
授業計画を立てて、授業改善して
子どもたちのために働くことのできる
そんな先生を育成できるようにしたいと思いました。

明日は金曜日。
ダンスにも呼ばれて、
サウナにも行くらしい。
楽しみだな。
明日も頑張る!

#さやか先生の活動日誌


働き方改革先進国

さて今日は卒業式だったわけです。
でもここに日本ならありえないことが起こっているのです。
まず、先生は全員出席ではありません。
来たい先生だけ来るのです。(そんなのあり?!)
だから、私のCP(カウンターパート)は来ていませんでした。
日本ならあり得ないですよね笑

しかもキャンパス長(校長的ポジション)も不参加。
23日までバケーションらしい。
日本ならあり得ない笑。
キャンパス長なんて日本なら祝辞述べて、
取り仕切って、まとめてってあるから
絶対休めない、と考えがちだけど、
ここの国はそうじゃない。

「いつまでバケーションに行っているから、決めるのはそれ以降ね。」
「休暇中よ」って全然悪意無く言えるその環境が素敵だと思った。

そして、それに対して、「あり得ない」と思ってしまった私は
100%働き方改革後進国の人間の考え方だったと思う。

それに「仕事が終わったら即帰宅、家族サービスに」とか
勤務終了時間になったら電話も取らず、
なんなら5分前には帰る支度も終わらせているとか、
金曜日は30分前にはもう帰ろ!って、
偉い人がどんどん先陣きって帰っていくとか、
全部が全部いいとは思わないけれど、
時間外まで働く必要はないよなって思いました。

16:30以降は電話取らなくていいよね、日本の先生も。

妊婦さんが大学に来ていたり、
子どもを連れて授業をしたり、
聞いたりしていたり、女性が通いやすい大学環境や
こういう時間的、環境的な部分も
ドミニカ共和国から学ぶべきところ、たくさんあるなって思う毎日です。

ま、遅刻文化は許せないけれど。
勤務時間は守りたいけれど、それ以上は違うなって感じました。

いいところは見習っていきたい。


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