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海外協力隊活動日誌🇩🇴59日目

全然隊員活動はできていない気がするけれど、
学生との仲は深まっているはず。

今日は朝から寄生虫学の授業。
いつものごとく先生は40分遅刻。

今日はここで問題発生。
先生が遅すぎて学生帰宅。
その子がプレゼンテーション持ってて、
発表なのにプレゼンがない事態に。

かわりに他の班がしてたけど、
その班は来週テストだからどうするんだ?ってなってて、
学生は一生懸命朝来てたことも説明してたけど、
先生は、「これが最終試験でも同じことが言えますか?」って突っぱねてて日本ならありえない感覚だと思った。
学生が可哀想。理不尽すぎる。

遅刻した先生も悪い気がするけど、
こっちの人は本当に謝るってことをしない。

私は謝ることと感謝することは
とても大切だと思ってるから
簡単に謝ってしまうけれど、
こっちで謝るということは、
金銭が発生したりすることもあるから
簡単に認められないってことだろうか。

謝れないっていうのもなんかなぁって思うけれど、国民性なのかな。

結局私にはスペイン語がわからず、
決着が分からないのがくやしい。
どうか学生が救われますように。

来週は6:00からテストらしい。
6時ってどういうことやねん笑。
確認したけど、そうらしい。

どみにかーな大好き

朝ごはんは例のジュース。
まじでまずい。
今日は飲まずに持ち帰った……。
いい飲み方教えて。
コーヒーに混ぜる以外で。

2時間目はいつもの授業が休クラスというので
いつも行ってない授業へ。

DNAはADNだし、もう頭ごっちゃなスペイン語の理科。
似てるのがまた厄介。笑

複製と転写


ドミニカ共和国の教育のいいところ
また見つけたからまとめておく。
それが例えばこの写真。

先生とエンジニア

学校には先生以外にディレクター(時数やスケジュールの管理者)学長、副学長、清掃員、調理員、司書、看護師、医師、エンジニア、自衛官、警察、全部いること。

分業制がすごい。
日本なら例えばプロジェクターを繋ぐ、
エアコンの効きが悪いのは担任がなんとかする。
でもこの国はちがう。
できないならエンジニアを。
教室がブッキングした時や
課外授業をしたい時はディレクターに。
ご飯は調理員、授業は先生。
警察沙汰は警官いればほぼないし、
外部からの危険には自衛官が。

そりゃ定時に帰れるよな。
これだけ分業されてるんだ。
先生の空きコマも結構あるし、
ピュアホワイト。

だからこそ時間を守って欲しい!先生!
そしたら完璧なのに!


水曜日はスポーツの日!ってことで
バスケに行ったら今日は男子らしい。
明日は女子バレー部があるから来てって先生に言われた。
女子バスケは火曜日。
だから水曜日はダンス部に行くことにした!
これでメレンゲバチャータ、覚えられる!

その後、動物学の授業へ!
今日は顕微鏡を覗いてた!

顕微鏡を覗いてみよう
なぜこのサイズ?大きくしないこの子達。
私の大好きなボルボックス!
スケッチに難あり

スケッチの仕方を習わないんだろうな。
みんな絵を描くようにしゃーしゃー描き
(伝わる?笑)
先生も言わないし、日本とはやっぱり違うなぁ。

世界的にはどうなんだろうか。
しゃーしゃー描きはOKなのだろうか。

それから、動く微生物も見てたんだけど、
全然ピント合わせるところが違くて、
全く動いてるの見えてないのにスケッチしてて、
倍率合わせて、動いているところ見せたら
写真から動画に変わってた笑

そうそう!そういう反応がいいよね!
小学校でもそう!学びって楽しいんだよな!
自分たちが見ているものが違うことにも気づいていないくらい知らないことに驚きつつ、伝わる楽しさを感じた動物学だった。

でも問題も。この片付けは先生がするんよな。
どうやって片付けて準備して、ピント合わせて、
それを知るのも学びなのにな。

ここもまた課題。
今日はランニングにもいけて、充実感でいっぱい。
いい日だった!

明日も頑張る!


#さやか先生の活動日誌

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