先日、東京国立近代美術館の展覧会「ガウディとサグラダファミリア展」に行ってきました。
事前にネットで時間帯も予約をして、スマートフォンのQRコードを読み取って入場します。（混んでいました！）
バルセロナにあるサグラダ・ファミリア聖堂をメインテーマに据えた本展。
それぞれの「面」に意味やストーリーがあること、日本人作家も彫刻を担当していること、ガウディが先人の作品や自然から学ぶ姿勢などが印象に残りました。
建築設計については専門知識があるとより楽しめるんだろうな、と感じます。
後半の展示ではドローンの空撮映像なども交えた聖堂内外の様子が映像で公開されていて、しばしの海外旅行気分も味わえました。
私は通訳案内士として、海外からのお客さんを迎えることもあるので、こういった世界遺産の話題も仕入れておくと話のネタになって喜ばれます。
聖堂の建設について、最近の寄付額の伸びがものすごく、急ピッチで完成に近づいている、という話がありました。
昔からあった寄付の形が、観光の広がりやインターネットのおかげで「クラウドファンディング」として身近になり、有名なプロジェクトにはさらにお金が集まりやすいのかなと思います。
ガウディ（Antoni Gaudi）没後100年の2026年には完成を祝えるのでしょうか・・・
◆参考情報
後日、こちらの記事を読んでさらに鑑賞が深まりました。
今こそガウディ！ 担当学芸員と「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を読み解く
https://www.mirai-idea.jp/post/gaudi2023-24
なぜこのタイミングで、なぜ日本でガウディ展！？と思いながら見ていましたが、このような熱意ある学芸員さんが仕掛け人となって、たくさんの人の力を集め、形になったのですね。
上記展覧会は9月10日（日）まで。
その後
2023年9月30日（土）～12月3日（日）佐川美術館（滋賀県）
2023年12月19日（火）～2024年3月10日（日）名古屋市美術館（愛知県）
Thank you for visiting.
Sayaka
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