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「自分が正義」 ○○警察

ここ1年で、数々の“〇〇警察”が話題になりました。
自粛警察、マスク警察に始まり、最近も鼻マスク警察、不織布マスク警察、時短警察など。捉え方は人それぞれですよね。

〇〇警察
特定のことを細かく点検して、何かというと批判する人。「マナー━」
三省堂「今年の新語2020」より

読者の皆さんは“〇〇警察”、例えば、自粛警察についてどう感じますか?

・賛成!県外に遊びに行くなんて信じられない!
・自粛、自粛うるさい!経済が死んだらどうするんだ!
・どっちもどっちだよ
・一切興味なし!そんなことわざわざ報道するのやめてほしいです

なんて、ちょっと考えただけでもたくさんの考えがありますよね。

私はフィットネスインストラクターをしています。10人10色とはよく言ったもので、人は集まれば集まるだけ、常識や価値観の違いが生じ、トラブルの原因になります。人と人との距離を確保するために、定員を少なくしていると言っても、元々100人定員クラスのスタジオには今でも40人程のお客様が集まります。

すると、常識や価値観の違いにから生まれる「イライラ」「不満」「不安」「怒り」「呆れ」そんなネガティブな感情にたくさん直面します。

顔が変わってしまう程、ネガティブな感情に支配されてしまい「幸せではなくなってしまった人」が目の前にいるし、今後も増えてしまうかもしれません。

そして、私自身にも、私の常識と価値観があるし、
接客をする立場だから、言わなきゃいけないこともあります。
でも、何よりも、『心が健康で、なるべく幸せでいてほしい』という思いがあります。周りの人も、自分自身もです。

僭越ながら、レッスンでは多くの方を前にお話しさせていただくことができます。
SNSを通して、見守ってくださっている方もいます。
何かできることはないかと、手に取ったのが、今回の本です!

(前置き長い!笑)

今回読んだ本について

片田珠美著 だいわ文庫
裏表紙です。気になる方はぜひ読んでみてください!特に生活や人間関係で『ちょっとしたストレス』を感じている方にオススメです!圧倒的な解決という訳ではありませんが、自分の心の持ちようや、軽く心がけられ習慣化できることが、書かれています。


「自分が正義」で人を振り回す加害者

彼らには自覚症状がないと、著書には書いてありました。自覚症状ではなく、病識という表現でしたが。

得がしたくて、自分を愛して欲しくて、否定されたくないという『承認欲求』に支配されて、周りも自分のことも分からなくなってしまうようです。

加害者に振り回される被害者

被害者の特徴は、いわゆる『いい人』
相手の欲求を満たしてあげようとする人か、素直に無意識に満たしてしまう人だそうです。
自身の安全を確保したい、面倒を避けたいと欲求の段階は違いますが、利得を優先し、否認されたくないという点は加害者と共通しているなと感じました。

表裏一体 紙一重

人の性格、特徴というのは見方を変えれば良くも悪くもなると思っています。例えば、

決断力がある→独断で突っ走るオラオラ系
人の意見を聞ける→優柔不断

みたいな感じです。

同じ性格でも、ストレスが溜まるとデメリットの面が出やすくなり、余裕があるとメリット面が出ててきますね。
ストレスを溜めてしまいやすい、最近の世の中ですが、上手くコントロールして、良いコミュニティ、チームを作っていきたいなと、改めて思いました!

それではまた来週!

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