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自分がないって悪いことなのか、それとも。小説「無限大ガール」を読みました。

今週は数冊の本を読みましたが、その中から「無限大ガール」をご紹介します!ズバリ「読書、無理!」な方に超オススメです!

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表紙の絵もかわいいですよね。主人公は、なかなかの才能溢れる女子高生。

高校二年生の早奈は「日替わりハケン部員」。今日はテニス部、明日は水泳部、ソフトボール部。頼まれれば、臨時の助っ人として参加する。父親の長身と母親の器用さを受け継ぎ、運動神経に恵まれた早奈は、ひっきりなしにくる依頼に喜んでこたえ「ハケン」を楽しんでいた。
そんな中、演劇部部長からのSOS。約1ヶ月後文化祭でミュージカルを上演するのに、主演女優が演出家と揉めて急遽降板し、代役をと懇願する。その演出家こそ、昨夏、たった4ヶ月だけの交際でフラれた元彼の先輩・藤見だった。失恋の痛みを引きずる早奈は引き受けるか、悩む。
Kindleストアあらすじより

脱疲労LIFE的、読書の効果

読み終わっての第一声は「もう終わり?」でした。最近分量の多い本を読み続けていたせいもあるかもしれませんが、小説はやはり、世界に引き込まれるので読み終わりまでがあっという間ですね。物語の世界に没頭する時間を過ごせるだけでも「自動思考」が遮断され、幸せを感じることができます日々の「自分との会話」にお疲れの方、ぜひお試しあれ〜。


以下、本の内容ネタバレありです。

嫌な方は本を読んでから、戻ってくることをオススメします!


「虚無」=「無限大」

自分がない、自分の意見がないとフラれ、コンプレックスとなっていた早奈ちゃんですが、演技を経験することで、そのコンプレックスが自分の強みになることに気が付きます。「虚無」は弱みだと思っていたけれど、空っぽだから何でも入れることができる「無限大」の器となる、強みでもあったという訳です。

私、最近こんなお話をnoteに書きました。こちらです。

弱さは個性であり、強みにもなる。就活や転職などをすると、自分とたくさん向き合うから、共感される方も多いのではないでしょうか。これからも、ますます差別化が求められる時代ですから、私も自分と向き合い続けたいと思います。

自分の嫌いな所も、いつかそれが自分の良い所になるかもしれない。自分はずっと嫌いなままかもしれないけど、他人から見たら良い部分になるかもしれないと思うと、自分と向き合うことも悪くないなって思う、今日この頃です。むしろ、悪くないなを、通り越して、ワクワクして来ます!

こざのがこんなこと考えながら読んだ本です。気になる方は、ぜひ読んでみてください!

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