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【1989年100日旅】98日目。ボストンーサンフランシスコ

1989年7月12日は旅の98日目。晴れ。ハーバード大学に行く。青葉の隙間から太陽と青空がのぞき、木の間をリスが走り回る。世界一の大学というイメージがあったため、構内はさぞ広いのだろうと思いきや、モスクワ大学と比べるとこじんまり。ベンチで読書をしている人が多く、本が恋しかった。

アジア系のグループがたくさんいて、英語で話していた。勝手に中国人留学生だと思い込み(実際にはアジア系アメリカ人だったかもしれない)、モスクワ大の日本人留学生同士は日本語で話していたのを思い出して、「中国人はすごい」と感心した。その後ユナイテッド航空に搭乗。

到着したのはサンフランシスコ。ホテルニッコーに宿泊。バブルの影響か、部屋は鏡が多用された現代風の豪華なもので、お土産物屋さんの店員さんは日本人女性だった。その小森のおばちゃまに似た明るい店員さんは「夜の外出と地下鉄は極力避けるように」と教えてくれた。

こんな感じの98日目。旅は残り2日。

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