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【1989年100日旅】91日目。ロンドン

1989年7月5日は旅の91日目。ケンジントン公園に、ピーターパンに会いに行く。爽やかに晴れ、日差しがブロンズ像が光って見える。ピーターパン像は思いのほか幼い雰囲気。不思議だったけれど、後日ピーターパンの原作を読んで納得。旅に戻って、像を抱きしめたいような気分になった。

ケンジントン公園はハイドパークに隣接していてとても広い。ロンドンという大都会にあるのに静かで、のんびりした気分になる。池の水鳥に餌を与えている男性がいて、その与え方が愛情に溢れてゆったりと上品なので、紳士ってこういう人のことを言うのだろうと考えた。

ハロッズでパンを買ったので公園で食べようとする。しかし裏を見たら黴が。「1.95ポンドもしたハロッズのパンなのに!」と日記に憤りを綴っている。ロンドンの日記には、物価の高さからか、置き引きでお金がなくしたからか、金額が逐一書いてある。当時は1ポンド200円だった。

こんな感じの91日目。旅は残り9日。

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