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【1989年100日旅】96日目。インヴァネスーロンドンーボストン

1989年7月10日は旅の96日目。朝、夜行列車でロンドンに到着。アエロフロートがようやく航空券を再発行してくれることになり、その日のうちに発つことに。航空券を再購入する必要がなくなったので、気が大きくなった父が靴を買えと言う。初めてシューフィッターのいる靴屋へ。足にぴったり合う白い革製サンダルを買ってもらった。

夕方、ヒースロー空港からブリティッシュエアウェイズでボストンへ。なぜこんな距離の移動をこの1日でできたのかというと、時差があるからだ。飛行時間は7時間だけれど、時差の関係で到着は2時間後。滞在したホテルは記録も記憶もないのだけれど、かなり大きなホテル。到着後すぐに氷をもらいに行き、プールに行って泳いだことを覚えている。更衣室では女性客がみな体を隠さず全裸で歩き回るのに驚いた。

ホテルの窓からは四角く高いビルがたくさん見える。レニングラードとは違い、立ち並ぶビルはつるりとガラス張り。ロンドンとは違い、建物の多くが真新しくてピカピカしている。ボストンは現代の大都会だと思った。ビルの窓に煌々と明かりが灯っているのが見え、夜景から街に溢れる活気を感じた。

こんな感じの96日目。旅は残り4日。

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