首相がYoutuberと記者会見。

またコロナネタですが、お付き合いください。

14日(土)正午に国境が閉鎖されたデンマーク。感染者数の把握は、もうしないらしい。今日から、正式に学校が閉鎖となり、息子たちと朝から「おうちで学校」だ。午前中は学校からイントラネットにアップされた課題を。午後は、絵の練習や、室内でできる身体的な遊び、洗濯物たたみをやった。

「デンマーク閉鎖」が発表さた11日(水)の首相記者会見の2日後、子ども向け番組と、若者に人気のYoutuberのチャンネルの2つで、首相は記者会見をした。

これはYoutubeの方。首相のメッテ(42歳)と、後ろに立っているのが、若者に有名なYoutuberのアレキサンダー。まずはが、メッテが若者としてコロナにどう対応するか、なぜそれが必要かを話す。

その後、記者役の若者が質問。「私はお年寄りでも、病気でもないのに、どうして気をつけなきゃいけないの?」

質問に答えるのは、人気youtuberアレキサンダー。「若者は一般的に、命に関わることはないけれど、お年寄りや身体の弱い人には危険だ。だから彼らを守るために、僕ら若者も気をつけなければいけない。コロナのことで、何をして良いのか、いけないのか、迷う人が多いと思う。たとえば友達と会うのは?パーティーは?とか。友達と一緒にいるのは良いけれど、大勢はだめだ。例えば友達7人集まって布団にゴロゴロしながら、Netflex見るのはやめたほうがいい。ハグやハイファイブを友だちとできないのは、イラッとするし、変な感じだろうけれど、ハグはやらないのが一番。お年寄りや身体の弱い人を守るためだ。パーティー??やめておこう。後でのお楽しみにとっておこう。」と答え、「動画をシェアしてね。」と締めくくる。

Youtubeという若者の目に触れる場所で、若者に人気のYoutuberと一緒に、若者に届く言葉で話す。多くの国民が、正しい情報を受け取ることが大切なこの非常時。情報は、様々な方法で、様々な世代に届ける方法があると、このYoutubeで考えさせられた。保健省からネット上にデザイン性の高い、お知らせも流れている。「手を洗おう。」「咳やくしゃみは腕に。」「身体的なコンタクトを避ける。」「家と職場の掃除を。」「高齢者や慢性疾患のある人は、人混みを避ける。」シンプルなアイコンで、多くの人にわかりやすい。非常時の情報は、多くの人に届かなければ、意味をなさないんだ。そして情報を届けるために、デザインの為せる力は大きい。

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