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保護者会でグループワーク

先日の火曜日は17時から18時半まで長男Tのクラスの保護者会だった。参加率は7割。議題は①担任からクラスの様子。(教科や人間関係について)②7年生への準備 ③保護者のグループワーク。

③が面白かったので、書いてみようと思う。

まずは、Børnes vilkårという子どもの権利や、いじめ防止に関する活動、啓蒙をしている団体が、学校の保護者会向けに作成した1分半の動画を見る。保護者ホットラインに電話した母親と、相談員の会話という設定。息子のクラスで何人かが、映画を見てピザを食べるという約束をしている。うちの息子を含めて2ー3人は声をかけられていないようで、息子はとても悲しそうだ。他の保護者に連絡してみようかと息子に提案したけれど、嫌だという。何をしたら良いのだろうか?何もしない方が良いのだろうか?という母親の質問で終わる。その後Børnes Vilkårのコンサルタントが、アドバイスをする。この場合は、クラスの大部分が声をかけられたイベントなのか、ほんの数人だけの約束なのかを見極める。大部分だとしたら、いつも同じ子どもが避けられているのか。ということに注意を払ったほうが良い。保護者グループとして、子どもを助けることが出来る。ムービーナイトや映画ツアーなど、保護者がクラス全員を対象にイベントを企画するのは良い考えだ。

という動画を見た後、3つのグループに分かれ、3つの質問についてディスカッション。①保護者として、仲間はずれにされている子どもにどう気がつくか。 ②クラスに気になる子ども場いた場合、保護者としてどうするか。 ③クラス全員を対象にしたイベントの案。

私達のグループは、①我が子に聞く。ジャッジをしるのではなく、興味があって質問するという姿勢で聞く。 ②本人の保護者に連絡をとる。担任に連絡をとる。 ③映画ツアー。親子でレーザードームツアー。親VS子だと盛り上がる。(レーザー光線が出るピストルで撃ち合って遊べる施設)。お父さんたけでHØ。ホッケー(Hockey)とビール(ØL)の略だった。学校の体育館で、ビール飲みながらフロアホッケーをする。9年生の父親達がやっているようで、休憩に飲む、と聞いてみな「えっ、休憩に?」とツッコんだ。

最後にグループの意見が発表されて、クラスのイベントを企画する連絡係を決めて終わり。

動画も質問も、Børnes VilkårのHPから簡単に誰でもダウンロードできる。担任の準備は簡単で、取り組みやすい。HPには、昨年8月に国内すべての学校に連絡をとり、「子どもの安心」に関して保護者会で取り上げるよう提案した、と書いてあった。子どもたちが安心して生活できるようにするのは、大人の責任。ハッシュタグには「大人の責任」と書かれている。

https://youtu.be/DOXwepsJyHI

デンマーク語ですが、↑こんな動画です。

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