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日本初!社員食堂への継続的なサステイナブルシーフードの導入@Panasonic

PRディレクターのさやです。

今日はPanasonicが行っているサステイナブル・シーフードについての取り組みをご紹介します!

「海の豊かさを守る」ためにできることはたくさんあります。例えば前回記事で紹介したadidasは,海洋プラスチック廃棄物の再利用により新しい製品を生み出すことに取り組んでいます。

今日ご紹介するPanasonicはサステイナブル・シーフード導入による豊かな海への取り組みを行っています。

サステイナブル・シーフードとは

サステイナブル・シーフードとは,資源管理や環境・社会にも配慮した持続可能な方法で生産(漁獲・養殖)された水産物のことです。2020年1月現在、当社社員食堂への導入数は30拠点。2020年度中には国内約100拠点すべてへの導入完了を目指しています。

サステイナブル・シーフードは,サステイナブルな海洋資源にするための取り組みとして世界中で推進されています。海洋資源に対して持続可能な漁業に基づいたものであるかどうかを認定する国際認証制度も確立されています(MSC、ASCなど)

私たち消費者がこれらの認証付きの水産物を購入することで,認証獲得を目指す業者が増えることで,結果的に持続可能な漁業が広がっていく仕組みです。

社員食堂へ導入した理由

漁業や養殖で生み出された水産資源の消費量は年々増えており,水産資源の枯渇が懸念されています。プラスチック廃棄物や重油や汚染水の流出など,地球の水は深刻な危機に瀕しています。「SDGsのゴール14:海の豊かさを守ろう」にもある通り,サステイナブルな海にすることは人類共通の課題なのです。このような時代的背景を踏まえて,Panasonicは社員食堂にサステナブル・シーフードの継続的な導入を行いました。2018年から始まったプロジェクトで,日本国内に本社を置く企業としては初めてのことでした。

導入における課題

社員食堂のメニューにサステナブル・シーフードを使用していると堂々と明言するには、水産物の持続可能性に加えて,水産物が食堂に届くまでの物流に関するすべての企業の経路を把握しておく必要があります。これらのトレーサビリティの確保を保証する認証もあり,すべての企業にこの認証を獲得することが求められたことが一番のハードルでした。様々な課題を乗り越えて2018年に社員食堂での提供がはじまったのです。

社員への啓蒙活動

社員食堂にサステイナブル・シーフードを導入することは,社員にこのような食品があることを知ってもらい,日ごろの購買においてもサステイナブル・シーフードを選択肢に入れてもらうことが重要です。まずは社員,そして社員の家族,友人などとその輪を広げていき,ひいては社会全体にサステイナブルに対する意識が根付いていくことを目指しています。

今は日本国内の拠点だけでサステイナブル・シーフードが提供されていますが,今後は世界中にまたがるグローバル拠点でも同様の取り組みができるように準備しているそうです!

まとめ

一昔前は食品を買うときに気を付けることといえば,国産か外国産かだったと思いますが,今はサステイナブルか否かという新しい指標が増えたことを改めて実感しました。しかし,サプライチェーンに関わるすべての企業が認証を受けるって大変!でもだからこそ事業全体を俯瞰してサステイナブルを牽引する企業が選ばれるんですよね。私も認証を色々見ながら食品選びをしていきたいと思います!




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