見出し画像

決断の時期、秋がやってきた。

今日はずいぶんと涼しくて、今月初めての”夏日”(=最高気温が25℃以上)だったのではないでしょうか。(ちなみに、昨日まではずっと、真夏日か猛暑日でした)

これだけ涼しいと、”夏日”という名称自体、違和感もありますね。でもあっという間に寒い季節が来るでしょうから、束の間の秋を楽しみたいと思います。


秋は大きな決断をすることが多い

私自身、秋生まれということもあり、年齢を一つ重ねて自分のことについて考える機会が増えること、そして、1年の終わりが近づいてくるので、今くらいの時期は、来年、そしてこれからどうするか考えるよいタイミングかなと思っています。

気温も過ごしやすくなるのに加えて、秋の夜長と、考える時間もたっぷりああります。

過去を振り返ったとき、そういえば会社を辞める決断をしたのも、このくらいの時期でした。前宅の、買ったばかりのデスクで、シチュエーションまではっきりと覚えています。そしてまた今年も、決断をしなければならないときが近づいていそうです。

現在の仕事について思っていること

現在の仕事について、詳細は公開していませんが、どういうスタンスで働いているかについては、以前も記事にさせていただいています。

プロフィールに固定しているくらい、こだわりを持って働いていますし、一種のアイデンティティかな、と。ただ、そちらの仕事も、少々問題がでてきました。

シンプルに、飽きてきた

一つ目は、仕事の慣れから来る”飽き”です。もちろん、全ての仕事はマスターしていないのですが、任されている部分に関しては、概ねできるようになりました。

しかし、新しい仕事を覚えられる訳でもなく、スキルや経験値を高められる訳でもなく、物足りなさが募ってきました。

仕事が習得できない人たち

二つ目は、たくさんの新人さんと関わる中で感じたことです。あまり使いたくない言葉ですが、仕事のヒエラルキーと表現すればわかりやすいでしょうか。

簡単にいうと、給料がとても安いので、優秀な人材を獲得することが困難なのです。立地も拍車をかけていて、なかなかマッチングが難しく、どうしても高齢な方が多くなってきてしまうのが現実のようです。

ただ、高齢だから優秀ではないことは全くなく、他の仕事を長く経験されている方は、ちゃんと、理解して覚えるができているように思います。ただ、そういった方は少数派で、働いた経験が少ない(主婦やパートが長い)方が多数派かなと思います。

なんとも言えない徒労感

そういった、「お仕事に慣れていない人たち」に仕事を教えたり、サポートすることも多いのですが、会話をしていると、あまりにも初歩の初歩レベルなので、完全にゼロからのスタートとなることも珍しくありません。

「1年目に厳しい」と言われてしまうかもしれませんが、入社半年以上経っていて、その方がしている仕事と照らし合わせても、もっとできていてもおかしくないはず、、、ですが、やはり教育に問題があるのでしょう。

全然わからない状態のまま、わからないことが発生したら都度、先輩におんぶに抱っこになってしまっていて、そんな一人前に満たない人がゴロゴロいるのが現状です。

”そういう環境なんだ”と、改めて気づく

私にも一年目という時期がありましたが、しっかり者の悲しい性か、あまり心配もされず、一年目でも気がつけばサポート側に回っていました。

ふと、新卒で入った会社でも、そういえば一年目から、2回り以上先輩に仕事を教えていたことを思い出しました。どこに行っても変わらないポジションなのかもしません。

入社当時は私も学ぶことが多く、私より若い新人もいました。何より、職場の人間関係が良好だったので、あまり気に留めていなかったのですが、やっぱり、低時給の仕事にはそれ相応の人材しか集まらない、という悲しい現実が横たわっていました。

現時点での、自分の中での結論

この現実に気がついてから、この仕事を主軸に生きるのは「やっぱり違う」という結論に至りました。

じゃあどうするの?というところまでは答えが出ていません。好きな仕事なので、辞めたくない気持ちがあるのも事実、でも現実は厳しい。

折衷案や職場を改善していくアイディアなんかも考えてみていますが、それ以前に、なにを主軸にするかを決めねば、といったところでしょうか。

秋の夜長、ひたすら考えて、”自分の答え2024”を導き出したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?