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産業保健師の業務とは

産業保健師に転職するにあたって。

そもそも産業保健師って何をしているのか?をあまり理解されていないことが多い気がします。
世の中的な認知度はもちろんですが、同じ医療職でも「会社の保健室にいるイメージ?」「土日休みで夜勤もなくてデスクワークで、ラクそう」というイメージを持たれている方も多い気がします。

私の場合は大学時代から臨床である程度経験を積んだら産業保健の道に進もうと思っていたのですが、実際に転職するまでは産業保健の業務について現実的な部分まではわかりませんでした。
そのため、「実際に産業保健師として働いている人の話を聞いてみたい!」と思ったのが1番最初に転職を考えた時に起こした行動だった気がします。

大学で仲の良かった同級生たちに知り合いに産業保健師がいないかを聞きまくり、ようやく「病棟にいた先輩が今は産業保健師やってるよ」という情報を得て、そんなに仲いい先輩じゃなかったんだけど…というあまり乗り気ではない友人に頼み込んでどうにか繋いでもらったのを今でも覚えています。(それくらい必死でした。笑)

産業保健師が具体的に何をしているのか?

正直これは、「会社による」部分がとても大きいです。
人事や総務の一員として、経費精算的な業務までカバーしているという話も聞いたことがありますし、その一方で保健師としての専門職業務のみを行っている会社というのも実際にはあります。

保健師としての専門職業務とは?
具体的には年に一度の定期健康診断の企画実施や事後措置(病院に行くように督促したり、面談で生活習慣改善を促したり)、安全衛生委員会と職場巡視への参加、メンタルヘルス不調者に対するフォローやセルフケア研修の実施、新入社員に対するセルフケア研修の実施、健康増進イベントの企画実施、産業医の面談日程調整や同席…などなど。

結局は会社による部分も大きいですが、現役の産業保健師の「生の声」を聞ける機会があるといいのに・・・と私自身が転職前に思っていた気持ちが強かったから、というのが私がこのnoteを始めてみたきっかけだったりします。

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